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Atletico Tokyo~アトレチコ東京~

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2005.11.08
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カテゴリ:Baseball
書きたいことがいろいろあるのだが、
あと2日で始まってしまうアジアシリーズから。

個人的にはこの大会、絶対にロッテには優勝して欲しい。
それも大差で。
正直言うと、台湾、韓国、中国に、野球の奥の深さを教えて欲しいのだ。

大リーグを見ても、日本の緻密な野球(球団によるが…)は
間違いなく世界のトップクラスだ。これは間違いない。
私はかつて、「大リーグは雲の上の世界」だと父親から教えられていた。
しかし、野茂が活躍したことなどもあるが、大リーグが「雲の上でない」ことを真に思い知ったのは、
日本で開幕戦をやったときだ(メッツ-カブス)。
大リーグはダラダラやらずに2時間で試合が終わる、バントなんかしない…などなど
聞かされていたのに、そこで見たのは日本と全く変わらない光景でしかなかった。
このとき自分は父親と一緒に失望すると同時に、世界をすごく間近に感じられた。

日本人が大リーグで活躍しているのは、他国人と意味が違ってきている。
日本国内の野球で揉まれた選手が大リーグで活躍するのと、
日本人サッカー選手が海外リーグで活躍することの最大の違いは、
前者が「日本式」を米国に持ち込んで、それが認められていることにある。
打撃だけでない。
日本で学んだ守備を始め、自己犠牲の精神や基本戦術の力が米国人のそれを
はるかに上回っているから、田口など「超一流ではない」選手、
それほど打撃成績が良くない選手だって活躍できる。
守備に関してはイチローのみならず、
日本では評価の高くなかった松井秀喜までもが新聞で評価を受けている。
日本式が通用していることは並大抵の話ではなく、サッカーで例えれば、
大げさに言えばブラジルクラスのことをやっているといってもいいと思う。


で、一方残念ながら韓国などはまだその領域には達していない。
向こうから流れてくる記事を読むと、どうも野球を表面的なもので捕らえがちで、
所謂巨人みたいに緻密さがわからないまま評価して「日本人に並んだ」とか
「勝った」とか言っているようだ。
個人的には「そういうものじゃないと思うんだけどな、野球は」と感じるし、
だから今回サムスンを送り込む韓国が「日本の方が上だが差はほとんどない」
と言っているのに違和感を感じる。

サッカーの実力は韓国の方が上だと思うが、こと野球に関しては向こうは
目に見えないプレーや自己犠牲の精神を知らない限り、
日本がレベル的に抜かれることは当分ありえないと思う。

ロッテは日本野球のいい面をほとんど備えているチームである。
だからこそ、それを示すために、
ロッテには各国の代表をコテンパンにして欲しいと思っている。


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『2段モーション騒動』

一方、世界を見たときにどうしても障害となる2段モーションについて
騒動が収まらない。
最初は今季の「飛ばないボール」みたいにそれを楽しめればいいな、と思っていたのだが、
(この飛ばないボールでも本塁打を量産できるかできないかで、その選手がホームランバッターか否かなどを見極められた。シーズン前から友人といろいろ予想したし、例えば横浜の多村みたいな天性の技術を持ったバッターのすごさもわかった)
ここまで主力投手が軒並み引っかかってしまうと、来季の野球が本当に楽しめるのか、
疑問が沸いてしまう。


これまで日本は世界を見ていなかったので2段モーションを禁じていなかった。
それでもなんでこんなにみんなするのかと疑問に思っていたのだが、
大学院の友人(元某六大学の投手。彼も2段だったそうだ)に聞いたところ、
結局投球モーションの中でタメができるかできないかで
投げやすさだけでなく球のキレそのものが変わってきてしまう、
で、別に禁止されていないもんだからみんなそっちの方に流れてしまう
ということだった。

だから、モーションを修正しても球の良さが落ちたりクセが新たにできたりしてしまえば意味は無く、
しかもそれは練習だけで100%わかるというものでもないので、
それでこれまで通り上手くいくかは、実際にシーズンが始まってみないとわからないそうなのだ。



これまでが異常だったのはわかるのだが、そうすると来年は多くの主力投手にとってかなりきつい一年になりそうである。
平均防御率が大幅に悪化する可能性だってないわけではない。
まぁ、点が入れば試合は面白くなるのかもしれないけれども、
個人的には過去のツケで「余計な心配が増える」一年になりそうで、
ちょっと残念な話に感じ始めている。





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Last updated  2005.11.08 18:10:33
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