|
全て
| カテゴリ未分類
| Since football is "football"
| The account of watching football games
| Sports Business
| Others
| W杯2006
| World Sports Information
| J League
| Baseball
| Basketball
| MY Badminton & Soccer
テーマ:サッカーあれこれ(20046)
バロンドール(欧州最優秀選手)にロナウジーニョが選出された。
今年に関してはまぁ当然か、という見方はできそうだが、 そもそもこの賞は「最優秀選手」ではなく、 単なる記者による「人気投票」に過ぎないのはどうか。 これはFIFA最優秀選手に関しても基準が監督になっただけで、 そして監督が他の国の選手に関して把握しているわけでもない意味で 結局は同じである。 今回西部謙司氏が指摘しているのを読んで、改めて感じた。 私がこれについて疑問を感じたきっかけは2001年である。 私はバイエルンファンであり、国内だけでなくCL制覇にも絶大な貢献をした オリバー・カーンが当然選出されるものと思っていたのに、 結局このカーンから代表戦でハットトリックを奪ったマイケル・オーウェンが バロンドールに選出された、ということがあった。 サッカーの華はゴールにある。それに異論はない。 ただ、その影響から守備的選手はマイナス面ばかりが目立ち、 攻撃的選手はプラス面ばかりが目立つ、という現象が起こる。 その表面的なことだけに選手を人気で評価するのはいいが、 優秀と評価するのはおかしいはずだ。 いや、人気投票があってもいいのだが、ならば余計に 見えにくい活躍を評価する賞が存在するべきだ。 先のカーンとオーウェンについてだが、 オーウェンは別にシーズンフル回転で活躍していたわけでもない。 一方カーンはこの試合以外の活躍は目覚しいものがあった。 いや、この試合だって5失点というのはカーンのせいというよりは ズタズタにやられてしまったDF陣に原因があるという見方もあるはずだ。 そういうバックグラウンドについて、バロンドールは全てを否定してしまった。 この2001年以降、私はFIFA最優秀選手やバロンドールというものへの敬意は 全くなくなってしまった。 今回の結果を見てみよう。 1.ロナウジーニョ 225 pts. 2.ランパード 148 pts. 3.ジェラード 142 pts. 4.アンリ 41 pts. FWだけじゃないという方がいるかもしれないが、 ランパードとジェラードはセンターハーフでも、点も取るタイプである。 では、ここにビエイラやエメルソン、かつてのマケレレのようなタイプは 入らないのか? 今回、マルディーニは23ポイントを獲得した。 本人は発表前、「賞よりも大事なものがある」発言をしていたが、 だからこそ私はミラン一筋20年、様々な貢献をしたパオロ・マルディーニに バロンドールを与えてやりたい。 人気投票なんてどこでもできるだろ!!!!!!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.30 15:57:16
コメント(0) | コメントを書く
[The account of watching football games] カテゴリの最新記事
|
|