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カテゴリ:採用日記
以前にアサーティブコミュニケーションのワークショップに参加したことがある。
その中でのプチロープレ。 二人のうち、片方が簡単な依頼、たとえば100円貸して、とかノートを見せてとか をする。徹底的にとにかく頼む。 そしてもう一方がそれを断る、というもの。 ただし、頼むほうも断るのも「断固」ではなく、感じよく意思を伝えていくというものだ。 やってみるとこれが結構難しい。 今日、そんなコミュニケーションが実際にあった。 大手銀行より、4月入社の新入社員に対しての口座開設説明会開催の依頼が舞い込んだ。 給与振込口座を獲得するというのはとても重要で、安定的で優良な顧客を獲得するチャンスということなのだろう。 営業担当者(とても上品なお姉さん)がアポをとった上で訪問された。 新入社員にとってもわざわざ銀行まで足を運ばずとも、口座を開設でき、積み立て定期なども含めて考えられるのはメリットだ。 ただ、どの銀行に対しても公平に接する必要があるし、開催するには入社直後のオリエンテーションの時間を確保しないといけない。 といったことで、ボクは口座開設の説明会開催は、ややネガティブに思っていたわけだ。 (つまり断る立場) そこで、営業レディがうまい立ち回りを見せた。 そのアサーティブコミュニケーションには惚れ惚れした。 (お姉さんの美貌に惚れ惚れしたのではないよ。清楚な方だったが) ・言葉の選択に間違いがない ・丁寧な言葉、それでいて無理のない話しぶり ・要望はしっかり伝える(それもこちらを立てつつ) ・こちらが問題としているポイントははずさない ・うまいタイミングでの譲歩 ・つねに嫌味のない笑顔 調整が必要なので即答は避けたが、半ば陥落、今度連絡するときには、ボクは「承知しました。」と言うのだろう。 うちの新人みんな口座作っちゃうかもなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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