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カテゴリ:採用日記
R社、M社をはじめとした人材関連の企業が企業人事部を訪問しまくるこの時期。
その中で営業の引継ぎが、ままある。 「前任の●●が部署を異動しまして、今後御社の担当は私○○となります。ついては、ぜひご挨拶させていただきたいと思うのですがご都合いかがでしょうか。」 最近年をとって、素直さに欠けるボクは、ついつい言ってしまう。 「挨拶だけでしたら、特に結構だと思いますので、なんかねたがあるときで結構です、、、」 ここで先方の対応は分かれるが、営業としては、まずは訪問機会を作らないと始まらないので、話を続けるわけだけど。 A.「御社の状況をぜひお聞かせください」 とこられると、三流人事のボクは、ついついYESandせずに 「別に話すことはないのですが」 と言ってしまう。 一方、 B.「今年の市場動向データがまとまりましたのでぜひご案内したいのですが」 と来たならば 「ほう、どんなデータですか?」 と話が進む。 ってな禅問答のようなやり取りをショッチュウしている。 今日は、そんなやりとりの後にやってきた新任の若い営業担当。 もってきたデータがあまりにシャビーで、かつご教示いただいた内容があまりにもわかりきった話。(たとえば、今年は各社採用に苦しんでいます、みたいな。) かろうじて対話を続けて 「今後ともよろしくお願いします」 となる。 おそらくは、不満足に感じているボクの心情は態度に出ているだろう。 あとで後輩に聞けば露骨に出てた、との事。 尊大な態度をとったわけではないけど、不快ではあった。 まったく人間ができていない。 人事担当者として、己が3流と実感する瞬間だ。不遜にして傲岸なり。 ここは快く応対し、「さすがあの会社の担当者はすばらしい。」と気分良く帰ってもらわねばほしいところ。 それが、心地よい人間関係のスパイラルをスタートさせるのだ。 もっとも、ボクを快にひっくり返す、陽をもった営業もいるわけで、そうした方には、2流に引き上げてもらったと錯覚する。 日々是勉強なり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.13 00:05:17
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