ブルートゥース
最近テレビCMの「ビエラにリンク」ってのが気になった。リンクってどういうことだろう。もしかしたら無線で繋がるのかなーって思って調べてみた。違ってた。HDMI端子での接続だった。なーんだ。普通じゃん。ていうか、冷静に考えれば地デジとかブルーレイとか超大容量の通信しかしないのに、無線なんてあり得ないよね。しかし、将来的にはあり得ると思う。みなさんも聞いたことがあるだろうか。「ブルートゥース」という謎の通信技術を。携帯電話にも搭載され始めてるから、観たことがある人もいるはずだ。しかし、何に使うのかよくわからない。という訳で、不肖赤いパレットが調べてみました。Bluetooth(ブルートゥース)は東芝、エリクソン、インテル、IBM、ノキアが中心になって、「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いが込め、作られた。そもそも電波は周波数が割り振られていて、特別な許可がなければ通信に使うことができない。世界中で同じ周波数の似たような技術の電波が干渉することになれば、混乱するからだ。その中で、特別な許可がいらない自由な周波数領域も存在する。それらは、比較的微弱な電波で医療用とか、DSなんかの通信にも利用されている。で、これからの時代はデジタル家電が次々と通信で繋がっていく未来が来る。だろう。そこで、様々な用途に対応する通信規格としてこれから普及しそうなのが、ブルートゥースである。身近なところだと、ワイヤレスのマウスやキーボード、PS3のコントローラーやWIIリモコンに使われていたりする。音楽プレーヤーで、ワイヤレスのヘッドフォンなんかで使われたりもする。技術的にコンマ数秒の遅延が生じていたが、改善傾向にある。また、車を運転中のハンズフリー通話にも使われている。マジンガーZのロケットパンチも、きっとブルートゥースです。戻ってくるから。赤外線通信のように、直線的な通信ではなく周囲一帯に通信できる特徴がある。将来的には、テレビ周りやパソコン周りのコードが絡み合う問題が解消されるかもしれない。インターネットの無線ランで繋がるのも素敵だが、そもそも家の中のネットワークなんて全てがオンラインである必要はない。テレビ番組を録画するためのビデオデッキとの接続が、インターネットを使うと非常にまずいだろう。そして通信の中心には、パソコンと携帯電話があることだろう。そもそも携帯電話は通信技術のデパートみたいなもんだ。電話とメールはもとより、最近ではパソコン用のホームページも閲覧できるフルブラウザが全ての機種に搭載されている。そして、ブルートゥースと赤外線通信、地デジ通信。(地デジは他の電波網と全く別のものなので、通話圏外でも閲覧できたりする)まあ、どうでもいいんですけどね。規格統一はなるべくしてもらえると助かります。ここまで調べても、ブルートゥースがなぜ必要なのかいまいちわかりません。使わないもん。コントローラーは有線でいいよ。