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REDWOOD英会話スクールスタッフ日記

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July 23, 2021
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:オンライン留学
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前回に引き続き、勉強に向かう態度を通して、大学で出会ったすごい人たちについて書いています。


その② イタリア人Mくん

前回の天才アラブ系Aくん​を、リーダーの
劉備玄徳​とすれば、今回のMくんは、物静かな諸葛孔明タイプ。

(私の例え、格闘技か三国志って感じで、わかりにくいという人が急増中!)


彼も前クラスから一緒だったのですが、まず、めだったのは、彼の発音&四声のきれいさ、流暢さ、そして正確さが群を抜いていました。

そして、彼と一緒にクラス外で会話の練習をするようになってから、
(彼は、Aくんと同じく私の言語練習パートナー)

わかったことは、やはり、彼も猛烈に勉強する天才だったのでした。


聞いてみると、彼も、かなりな時間を勉強時間に費やしており、

中でも、音読練習の比重がかなりめだった勉強方法でした。

それも、ながら音読の達人で、

出かける準備をしながら、家事をしながら、と「ながら」で、

私たちのテキストの音源をかけ、それを聞きながら、そのまま繰り返して、口に出すことをルーティーンにしているそう。

それを聞いて、彼の中国語に「さもありなん」とハタと膝を打った私。

だから、あんなに滑らか(しかも正確)にすらすら出てくるんだね~。


Mくんは、今、英語圏に住み、英語を使った仕事をしていて、

なんでも、英語を話せるようになりたくて留学して今に至った...とのことですが、

この「ながら音読」を英語でもずーっとやっていたそうで、効果は実証済み、だそうです。




そして、彼と一緒に勉強して思ったのは、

「天才/秀才っていうのは、根気よく細かい(←誉め言葉)人たちなんだなー。」ということ。

例えば、2人で一緒にイラスト描写の練習をしていて(片一方がイラストを見て中国語のみで説明し、片一方は、それを聞いてイラストにして、最後、その絵を見せ合う)

前回、ひげを生やしている男性のイラストがあり、それを中国語で描写しようとするも、

「彼はひげを生やしていて...」の「ひげ」が部分がわからず、

「彼は鼻と口の間に”毛”があります。」と言いながら、2人で「通じたね、あははー」と笑って終わりました。

...ではなくて!


そんなこともすっかり忘れて、次の会話に向かおうとしていた私に、

Mくん「ああ、ちょっとさっきのひげって中国語でなんていうか調べようよ。」

と一緒に調べ、調べ終わっても、 

Mくん「​
beardとmustache(英語ではひげの種類の言い方がいろいろある)も、そうなのかな? 調べてみようよ。」と調べ、

そういうことがあったこともすっかり忘れていた翌日の私に、

wechatのメッセージで「彼は、ひげを生やしてます、を中国語でなんて言う?」とテストしてきてくれるのよね。

(でなければ、私の記憶から抹殺されていたので、Mくんにはいつも感謝しかない)


その緻密な努力、知性以外にも、やはり「この人は本当に頭がいいなー。」と思うこともたびたびあって、

例えば、大学の授業では、短文を読まされた後、

生徒は、1つその内容に関しての質問文を作り、質問作成者が、答える生徒を指名して答えさせる、というタスクがあります。

まあ、その短文にのっている内容の質問を作るのが一般的なパターン。

例えば、「禁煙しない旦那さんに対して怒っている奥さんの話」であるならば、

だいたい「怒っているのは誰ですか?」とか「奥さんは、どうして怒っていますか?」など、

文章に書いてある内容の質問を作るのが、私を含めた普通の人。


それが、Mくんの場合は、

「その短文に直接は書かれてないが、1つちらっと書かれてある単語などに注目できれば、そこから推理して導き出される答えを聞いてくる質問」をしてくるんですよね。


イタリア版コナン君やん!!


だから、答える側も、ありきにならず、本当に考えるのが面白くて、人気のMくんの質問タイム、

ただ、面白いのは、答えるためには、こっちも天才モードである必要。


先日も、Mくんの質問の回答者として指名されたのは私。

まったく歯が立たず、止まってしまった私に、先生が「誰が他にわかる人?」と聞くに、

もう一人の天才、アラブ系Aくんが進み出て、

「〇〇です。なぜなら、主人公は△△と言っていたので。」と答え、

Mくんも「その理由で合ってます。」と、

2人の天才の共演に、先生含め、クラス全体が、「なるほど~」とため息をつく...みたいな面白さ。


レッスンが終わって、

Mくんからも「今日のカーブはごめんねー。」なんてメッセージが来たので、

「いやあ、いいピッチャーだったよ。三振です。」なんて返したが、

思えば、ヨーロッパの人は、あんまり野球わからないだろうから、私の言っていた意味は通じてなかったか...

とも思ったものの、ま、彼のことだから、きちんと調べて理解してるはず!



さて、そんな天才も、お母さんからすれば、まだまだかわいい子供、

実は、彼は夏休みで今、イタリアに帰省中。(そういやPCR検査などしてた)

で、明日、夏休みが終わり、仕事先の国に帰るそうで、

「お母さんが、”向こうでは、あなたの好きなイタリアの食べ物が手に入りにくいだろうから”って、勝手に僕のスーツケースに詰めて、こんなにしたんだよ。」と送られてきた写真がコレ↓





もう輸出...?




さて、すばらしい2人の天才エピソードでしたが、

今度は、そんな2人と私がやっている言語パートナー練習について書いてみたいと思います。


















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Last updated  July 31, 2021 08:40:28 PM


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