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2010年01月05日
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カテゴリ:ヒーリング
 
セラピーを通じて感じているることは
人というものは、なんと傷つきやすい生き物なんだろう、ということ。
特に幼少や若い時に受けた傷ほど、深い部分に残ってゆきます。
どんな人でも人として生まれてきただけで、
いろんな傷を自然に持ってしまうのですから。

その心の傷、トラウマというべきものについて
バーバラアンブレナンの「癒しの光」に
ある中年男性の例が書かれてあります。

彼は、心の底に「私は愛する人から捨てられる」という恐怖を持っている人です。
そうして、実際に愛する妻や子供に捨てられてしまいます。
なぜ、彼がそういう恐怖を持っているのか、
またなぜその通りになってしまうのか。

彼はまず最初にこの世に誕生する時に
「母親が難産によって麻酔を使った」ことによって
「母親から切り離された」という経験を通じて
「捨てられた」という最初の痛みを味わいます。
(もちろん潜在意識での痛みですので、本人は自覚していません)

そして、1歳の時に母親が次の子供を生むために入院したことで、
二度目の「愛する人に捨てられた」経験を味わうことになります。

そしてこれらの深い精神的トラウマは、イメージ的結論として
無意識に彼の思い込みの体系に組み込まれてゆきます。

さらにこのはじめの2つの経験は、彼が10歳の頃の出来事に直接結びつきます。
彼が10歳の頃、母親は、子供を残して休暇の旅行に出かけました。
こういった似たような出来事が起こるたびに彼は、
実際、今起こっている出来事よりもイメージ的結論に基づいて反応します。

ここでわかることは、その母親はけして、
彼を見捨てたつもりではなかったのに
彼にはそのようなトラウマとして残ってしまったということです。
どこでどのような傷ができるのか、
私たちには図り知れないのです。

そして、このイメージ的結論は、元のトラウマと似たトラウマを
作り上げるような行動を生み出していきます。

例えば、この彼の場合だと無意識に、
自分が捨てられることを予期するために、
妻や恋人が、いかにも自分を見捨てる人間であるかのように
扱うことになります。

愛を証明しろ、と過剰な要求を突きつけたり、
または自分を捨てようとしていると、責めたりするかもしれません。
この無意識の行動が相手を刺激し、実際に出ていくことに
一役買うことになります。
しかし、より深い問題は、彼が自分自身を
「捨てられて当たり前」の人間のように扱うことで、
実は自分自身を見捨てているということだそう。

バーバラ曰く
『このイメージ的結論の力をけして過小評価してはいけない。
自分の持っているイメージ的結論を見つけることが
健康と幸福にいたる自己変容プロセスの鍵である。
人はこのようなイメージ的結論を山のように抱えている。
人は誰でも実にたくさんの自己浄化を必要としている』

そして、最も問題なのは、その傷を持つこと自体ではなく、
その傷を心の奥にしまいこんだり、否定したりすることによって
さらに痛みが創りだされるということ。

そうなんですよねひらめき
傷つくことが問題なのではなく
その傷ついた心を否定することで、
それはより深い部分に組み込まれてしまうのです。

バーバラブレナンによれば、
そういったトラウマを癒す最もよい方法は、
その「原始の傷」を再体験することにあるといいます。

先日、私が受けたリバーシングの呼吸法は、まさに原始の傷を
再体験するためのものと言えるでしょう。
ですから、人によって、抑圧されてきた感情が一気に出てくるのです。
私の場合は、これまでにかなり癒しを行ってきたためか
リバーシング体験で、抑圧された感情が出てくることはありませんでしたが、
もし、あれを何年か前にやったとしたら、
きっと全く違った体験になっていたことでしょう。

ポジティブな思考をすることは大切ですが
自分は傷ついていない、自分はあれくらい大丈夫、
もう昔のことだから何とも感じない
そう頭で考えて、インナーチャイルドの声を無視してしまうと
何らかの支障が起こってきます。

例えば、自分にいつも自信が持てなかったり、
「捨てられるのではないか?」「愛されないのではないか」という
漠然とした不安を持ってしまったり
特に大きな理由もなく、時々悲しい気持ちにおそわれてしまったり
周りの人に対してもいつも良い子を演じてしまったり
他人の何気ない言葉に深く傷ついてしまったり
人や物に依存してしまったり、何かの中毒になったり。

気づかないうちに、多くの人はこのような反応を繰り返しています。
いつも良い子を演じてしまう、買い物中毒になってしまう
そんな方はそう珍しくはありません。
これは意志が強いとか弱いとかの問題ではないのです。
潜在意識(身体)がそう感じている以上、
いくら強い意思を持って、その中毒をやめようとしても
できないのですから。

インナーチャイルドの声に耳を傾け
傷ついた心を暖かく包み込んであげること。

自分の中の癒されていないインナーチャイルドの存在に気づく。
その気づいた時が癒しが始まる時ですね。

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最終更新日  2010年08月08日 12時46分59秒
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