|
カテゴリ:キネシオロジー入門編
おさむは先週からぴっちりとモニターさんを入れて セッションを行っていて 二人で別々の部屋でキネシセッション三昧となっています。 おさむは、今年に入ってから、初めてキネシオロジーを学ぶと言い出したわけで 考えてみれば、けっこう急展開です。 キネジェティクスは、目標設定などしないので 時には、何がどうヒーリングされたのかよくわからない、といったことにも なりますが、彼の結果報告を見ていると、けっこう深いところに アクセスできているようです。 今のところ、おさむは私への筋反射テストは、ほぼ確実に取れていますが おさむ曰く、人によっては とても筋反射のオンオフがわかりにくくて セッションがなかなか進まなかったそう。 私も最初の頃はそうでしたが 強烈なブロックで腕がピクリともしない人や、逆にふにゃふにゃになって 力の入れ加減がわからない人などには、筋反射を取るのは大変です。 ちょっと説明すると、IHヒーリングやキネジェティクスの時に使う筋肉は brachioradialis-腕橈骨筋 (わんとうこっきん)です。 肘付近から手首にかけて斜めに入っている筋肉です。 クライアントさんは、上向きに寝た状態で腕を肘から曲げて ホールドしておきます。 この状態だと、人によって力の加減がわからなかったり またそのテーマによって、身体が緊張し筋肉が硬くなれば 筋肉の反応が上手く取れなくなってしまうことがあります。 また、力を入れないでただホールドしているといっても 少なくとも、クライアントさんは腕をホールド するための力が必要なので クライアントさんが眠ってしまえば、ダラ〜と腕が下がってしまって 筋反射が取れなくなってしまうのです。 でも、多くの場合、手を触っているだけで、セラピストからクライアントへと エネルギーは流れていきますから、人によっては浄化がスタートして 眠くなってきますし、特にクラニアルなど頭を触る調整などは ほとんどの人は眠くなります。 よくキネシオロジーを学ばれた方が、家族にやろうとしても 家族が途中で眠ってしまうのでできない、と言われるのですが 私もおさむのセッションを受けていると、いつも 「のりこ、寝ないで、起きて〜〜」 と起こされてしまいます おさむの腕に触られているだけで、心地よくなって 「このまま眠らせて〜〜」という感じになるのが今のところ難点です。 さて、私の筋反射の取り方では クライアントさんは、腕をホールドする必要はなく 始めから腕をだら〜んと完全にリラックスしておくので 潜在意識の抵抗も関係なく もし、クライアントさんが途中で完全に眠ってしまっても 筋反射は100%取れるので問題はないのです。 私は、通常はセッションの最初に情報を集める時には あれこれ質問するので起きていてもらいますが 調整に入った途端、クライアントさんは眠ってしまうことが多く その間に調整しています。 また、脳の統合率が極端に低かったり、心が大きく分裂しているような状態の人は セッションが始まって私が腕に触れた途端、意識が飛んでしまうので そういう場合は、私は全くクライアントさんと 話をすることなく、身体にあれこれ聞きながら進めてゆきますから クライアントさんは、最初から最後まで意識がない状態でいることもあります。 またおさむを代理にして私のセッションを行う場合などは おさむは最初から最後まで完全に眠っています。 この筋反射だと、もし相手が意識不明であっても 相手の身体の許可さえ降りれば、セッションはできます。 なので、私はこの方法で慣れてしまった今となっては 普通のキネシオロジーの筋反射では、かなり制限を感じてしまいます。 ということで、ちょうど今朝もご質問のメールを頂いたのですが 時々、エネルギー反射とは何ですか? その反射のやり方はどこで学べるのか? というご質問を頂きます。 いつか時間がある時にでもご説明しようと思って そのままお返事を差し上げていない方が何人かいらっしゃるので ここで説明しておきますね。 エネルギー反射というのは、以前 ガルシア博士がエネルギー反射という言葉を使っていて 私の筋反射のやり方にとても近かったので 私もそれ以来、そう呼んでいるだけで 実際は、私は筋肉の動きで見ていますから、筋反射です。 ただし、とても繊細な動きです。 私のやっている筋反射は私が何百、何千とセッションを重ねていく中で 試行錯誤の末に辿り着いたものなので どこかで学んだわけではないのです。 ガルシア博士もクラスの中で エネルギー反射のやり方自体を教えてはいませんでした。 私が最初にこの反射ができるようになったのは ある時、かなり強烈な霊障の方が来られたことがあって ブレインジムやレーザーやクリスタルボールなど何をどうやっても その方の筋肉は、ウンともスンとも反応せず 仕方ないので、わずか1mm も満たないぐらいの筋肉を動きを 全身全霊を集中させて見ていったのが、きっかけでした。 そして、ほんのわずかに動いている(というレベルの動きではないのですが) ことがわかって、それでセッションを進めていったのですが それ以来、その感覚を得て、今では集中しなくても、わかるようになったのです。 これは、自転車に乗るようなもので、一度その感覚を掴んでしまえば 100%確実にできるようになります。 その繊細な動きの中でも、私は2種類のやり方を 使い分けています。 通常は比較的大きな筋肉の動きなので 何度も私のセッションを受けられているクライアントさんだったら オフになった時の感覚がわかります。 もう一つは、本当に大きな抵抗が起こっている時で そういう時は、ほとんど動いているかいないかの 微妙な動きですから、感じとしては ただ腕に触れている感覚です。 かなりやってゆくと、腕に触っているだけで筋肉の反応を見なくても だいたいの質問の答えがわかるようになります。 ということで、この筋反射をマスターすれば 可能性は一気に広がってゆくので、これをみんなに教えれたらいいなあと 思っていたのですが、まずは、おさむにこの私の筋反射の取り方を教えてみると かなり難しいらしく、なかなか上手く取れないので やはり、彼自身がセッションの回数を重ねていく中で 得てゆく必要があるようです。 先日も、おさむへのセッションを行った中で 「おさむはおさむのやり方やペースでやっていく必要があって 私と同じようにやろうとしないこと」 というのが、おさむの身体からの声として出てきました。 確かに、今すぐ私のようにできなくても 何度もやっていくうちに、きっと彼なりのやり方を得てゆくでしょうし そこに向かうプロセスこそが大切なことなのだなあと。 私の技術も、これまで、上手く取れなかったり 簡単にはいかないケースがあったことで、確実に成長していったし またその度に私の視点も広がってゆきました。 筋反射に関しては、ひたすらたくさんの人を取っていかない限りは けして上手くならないので、後はただやっていくしかないのです。 そして後は、以前にも書いたように、セラピスト自身のヒーリングと気づき。 セラピストの意識が、筋反射に大きく左右します。 もしある人が、Aさん、Bさんの二人のセラピストに筋反射を取ってもらって 問題を見てもらったとしたら Aさんがピックアップする問題と、Bさんがピックアップする問題は 違ってきます。 もしAさんの方が意識がより拡大されていたら Aさんの方がクライアントさんの深い問題にアクセスできるし また多くの問題や要因をピックアップすることでできるのです。 ですから、私が一つ意識を広げる度に さらにクライアントさんの対応できる問題は広がってゆくのです。 ということで、自己の意識の拡大と筋反射、楽しんでやってゆきましょう〜〜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[キネシオロジー入門編] カテゴリの最新記事
|