多次元キネシオロジーのセッションについて
私のブログは、クラスを受けてくださった方々がよく読んでくださっているので今日は、多次元キネシオロジの実際のセッションについて書いてみようかと思います。いずれは、HPの中で、クラスを受けられた方だけが限定で見ることができるコーナーなども作っていきたいなあと思っているのですがとりあえず、ここで書ける範囲で書いてみますね。何度かお話ししてきたように多次元のキネシオロジーは、一つの問題を多角的、多次元的に紐解いていくというところに、特徴があります。例えば、お金の流れが良くないという問題があったとしてそれは過去世で貧困があったからだ、と一つの次元だけの要因を見るのではなくて例えば、両親から受け継いでいるお金に関する信念体系やまたは経験から生まれた思い込み、または周りの人のお金に対する考え方からの影響さらに前世や遺伝的な要因などからお金に対する安心感や、お金を生み出すアイデアやインスピレーションや実際の行動力など、様々な要因を見ていくわけです。ですから、実際のセッションで、何が出てくるのかは例え、何千回とセッションを重ねてきても、未知数でその人やその時々によって変わりますからセッションは、毎回、違ったものになってきます。私にとっては、そこが面白くて、いくらやっても飽きないところなのです。さて、先日、私のところに来られたクライアントさんのケースですがお話を伺ってみると、彼女は、前回のセッション以降長年の過食が止まったとのことでそのことに関しては良かったことだったのですがその後、怒りの感情が収まらなくなり、周りとうまく行かなくなっているとのこと。話を聞いて、すぐに、それが砂糖断ちによる、デトックスであり好転反応だろうと予想しました。砂糖だけでなく、タバコでもアルコールでも何かの中毒がある方は、それをやめた時に、こういった症状は起こります。さて、実際のセッションに入って、身体がすぐに求めてきたのはライトボディの調整でした。度重なる怒りの爆発で、彼女のエモーショナル体が傷ついておりまた過食によるエーテル体の損傷さらに、アストラル体やセレスチャル体などの損傷がありそれを修復して行きます。(この方法については、まだクラスでは教えていないのですが)で、その調整を30分ほど行なった後出てきたのが、インシュリンの調整さらには、肝機能を高める調整でした。つまり、過食によって、肝機能も落ちてしまっていたわけです。肝臓は怒りの臓器ですから、怒りが止まらないんですね。ちなみに、その肝機能の調整の際に、怒りや短気の調整に効果があるツボのLIV3に音叉を当てる方法が選ばれたのですが私は、ここ最近、その調整をしていなかったこともあってLIV3の位置を、ど忘れしてしまっていました。そういう場合は、私は隣の部屋からコンピューターを持ってきて、ネットでツボの位置を確認します。セラピストによっては、セッション中にそういう調べ物をしてクライアントさんをお待たせするのが申し訳ないと感じる方がいらっしゃるのですが私にとっては、できるだけ確実に、よりクオリティが高いセッションをやった方がいいと思っているので、少々、クライアントさんをお待たせしても、全く気になりません。今回、私はLIV3の効能は、知っていたので調べませんでしたがもし、何かわからないものが出てきた時にはセッション中に、ネットで調べることもよくあります。もちろん、わからないので、とりあえず、身体の指示することをやってみるということもありますが自分の理解を深めるためにも面倒がらずに調べた方がいいことが多いです。さて、それらの調整中に、頻繁に宇宙系のエネルギーや霊的なエネルギーが出てきたのでそういうエネルギーを解除しながら、進めて行きました。この日は、遺伝の調整はやらずに、ただ出てきたエネルギーの浄化でしたがこれらのエネルギーの中には、怒りに関するものが多くありそれが砂糖断ちをした後のデトックスとして出てくるのです。ある程度、エネルギーが安定したところで最終的に出てきたのが、インナーチャイルドでした。彼女は、これまで何回もセッションを受けられている方ですが感情や感覚を感じるのが苦手なのでまだ、ほとんどインナーチャイルドにはアクセスできていない状態でした。インナーチャイルド以外のことはすべて、例え、クライアントさんが眠っていても調整することができますが、インナーチャイルドだけはその人がインナーチャイルドの気持ちに寄り添うことが必要なのです。そういう方の場合、まずは宇宙系遺伝の調整で感覚の抑圧の関する遺伝をある程度調整してからインナーチャイルドのセッションを行うのですがまだ、彼女はそのあたりの遺伝は調整してないので今回もどうかしら?と思いつつ彼女に、インナーチャイルドが出てきたことをお伝えすると彼女いわく「状況はわかるんですが、インナーチャイルドの気持ちに寄り添うというのがよくわからないんです」とのお返事でした。うん、やっぱり、それはそうだよなあ、と思いつつでも、それでも、この日は、インナーチャイルドを癒す、と身体からの指示があったので、気合を入れて、そのプロセスに入ります。感情や感覚を感じれない人への、インナーチャイルドのプロセスはいくつかのコツがあるのですがもっとも大切なことは、セラピストのハートの開き具合なの’です。今回のセッションでは、このインナーチャイルドが出てくるまでは身体から出てきたものを、淡々と調整していくだけだったのでどちらかといえば、私は第6チャクラだけを開いてやっていた感じですがインナーチャイルドからは、いきなり私のハートチャクラを全開にする必要があります。で、今回は、彼女は、初めてインナーチャイルドにしっかりアクセスできて感情解放が起こり、私も一緒にボロボロ泣きました。インナーチャイルドは、どうして、こう毎回、泣けるのかしら。私は子供がいないけれど、このクライアントさんのインナーチャイルドに触れる度に子供の純真さを受け取っているんだなあと感じます。とにかく、この日、彼女がインナーチャイルドに触れることができたことはとても大きな一歩だなあと感じます、傷ついたインナーチャイルドの悲しみが怒りとして出ていたのは明白でしたから。怒りというのは、二次的な感情なので、根底には傷ついた思いや悲しみなどがあることが多いのです。ということで、この日のセッションはエネルギーフィールドや、身体の機能調整や宇宙系のエネルギーや霊的なエネルギーさらには、インナーチャイルドの癒しとまさに、多次元的なセッションとなったわけですが毎回、そうというわけではありません。また、今回の彼女の場合は、これまでセッションを何回も受けられていることもあってマッサージベッドに横になって、情報にさっとアクセスしたらすぐに調整するように指示されて、どんどん調整して行きましたが人によっては、全く違ったプロセスになります。ちょうど、その前日にお越しになった男性のクライアントさんの場合は初回のセッションだったこともあって年齢退行を行いながら、これまでのその方の人生を紐解きつつ彼の性質や思考パターンなどを探って行きそして、これからの仕事の方向性などが、次々と身体から上がってきてそれをお伝えしながら、また彼のフィードバックを聞いて読み解いてゆくというように最初の2時間以上は、全く調整に入ることなくヒーリングというよりは、リーディングみたいなセッションとなりました。でも、まだ何も調整にしていない時に、彼が「なんだか(自分がやりたいと思っていたことを)後押ししてもらっているみたいで勇気が湧いてきました」と伝えてくださって、すでに意識の変化が起こっているのがわかりました。人によっては、身体から上がってきた情報をシャアしつつ話をしていくだけで、気づきや解放が起こります。ですから、多次元キネシオロジーのセッションはこうでなければならない、とかこのプロセスに従わなければならない、というものはなく、自由ですしたとえ、同じテーマでセッションを受けられたとしてもセラピストによって、また、その時々で、全く違ったものになります。私が多次元のクラスを受けてくださった方々にお伝えしたいことは一つのやり方にこだわらず、いろんなアプローチを試してみること。また、あらゆる可能性があるということを意識していること。自分では全く想像もしていなかった要因ややり方が上がってくることもよくありますから。例え、よくわからないことが出てきても、クライアントさんの身体はセラピストが理解できる可能性があることしか、情報として上げてきませんから時間をかけて探ってみること。でも、一方で、すべての調整を一度にやることはできないですから完璧主義や不十分感を手放すこと。もちろん、人との比較は、最も必要のないことです。そのセッションで、自分がやれることをやったらあとはレットゴーなのです。ちょうど、今日のセッションに来られた方は多次元キネシオロジーのセラピストさんだったのですが彼女のクライアントさんとのセッション後にそのセッションについてあれこれと分析をしたりまた、こうなるかもとしれないと入念に準備したりすることを手放すことが必要だと出てきました。分析は必要ないにしても、準備はある程度、必要そうな気がするかもしれませんが結局、いくら事前に準備してみても、セッションをやってみないとわからないことの方が多いんですよね。何かその時々で上がってきた時に対処すればいいし全てのことは、身体が知っているわけなのでセラピストが頭で知っていることは必要ではないのです。ということで、多次元のセッションの楽しさが一人でも多くの人に伝わってゆきますように