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カテゴリ:スペイン
昨日、スペインに到着しました。 1週間前から、前から予定していた約2ヶ月間のバケーションに入ったのですが クライアントさんの予約が変更になった方や緊急セッションなどで この1週間は、1日1、2人はキネシオロジーのセッションをやっていたので 本格的な休みがスタートしたのは、旅の前日。 それでも、いつもは旅の前日まで1日中セッションをやっていることがほとんどなので 今回は、比較的ゆっくりしての出発でした。 NYからバルセロナまでは約8時間。 夜8時の便で、到着は現地時間の朝9時頃です。 機内で「奇跡のリンゴ」の映画があったので それを見て、相変わらずボロボロ泣いて (ストーリーはわかっていてもやっぱり感動するのよね) そうこうしているうちに、ほとんど寝る間もなく あっという間にバロセロナに到着。 それからタクシーで、ホテルヘ。 今日のホテルは、世界遺産であるガウディのサグラダファミリアのすぐ目の前のホテル。 私たちがホテルに着いたのはまだ朝10時すぎでしたが すぐにチェックインさせてくれました。 部屋は広くはないですが、シンプルでモダンな部屋。 私たちの部屋からは、サグラダファミリアは見えませんでしたが 上のテラスから全部が見えました。 まずはとりあえず、サグラダ”ファミリアへ。 と、チケットを買う人の列が、すごい長さで これは軽く2時間ぐらいかかりそうなので、今日内部に入るのはやめて とりあえず、近くの公園から写真を取るだけにしました。 近くのタパスレストランで、タラのフライやオムレツなどを食べた後 地下鉄に乗って、カサミラへ向かいます。 ところが、地下鉄に乗った途端、数人のグループがわいわい目の前で騒いでいて なかなか車両の奥に入れないので 何を騒いでいるのしら?変な人たちだなあと思った瞬間 私の前にいた女性が、私のバックのチェックを開けて バックの中に手を入れているのに気づきました。 幸い、さっと身をかわして彼女から離れ バッグの中を見たら、何も取られていませんでしたが 気づくのが、あと数秒遅かったら、何かを抜き取られていただろうなあと。 私のバッグは、財布がぎりぎり入る大きさなので すっと財布が取り出せないのも、よかったのですが 他にパスポートも何もかも入っていたので、危ないところでした。 おさむにそのことを伝える前に、そのグループは、今度はおさむを 取り囲むようにしていたので 「おさむ、その人たち、スリだから離れて!」 と声をかけて、おさむがその中から離れると そのグループの男性が悔しそうに、おさむに向かって スペイン語で人を罵倒する言葉である『マリコン』 (おかま野郎という感じかしら)と叫びます。 それを見ていた乗客の一人が 私たちに近寄って 「あの人たちはスリだから、気をつけて」 と伝えてくれたので おさむが「うん、わかっている、ありがとう」 と答えます。 NYに長い間暮らしてきて こんなやり方のスリのグループには 出会ったことも、見たこともなかったのですが この時の他の乗客たちのうんざりした表情からも ここでは、こういうグループがけっこういるのだろうなあと。 今のニューヨークは、アメリカの中での治安のよい街になりましたが 私が最初に来た1990年頃のNYは、まだかなり危険だったので よくバックや財布は持たないで、ポケットにお金をつっこんだまま 出かけたりしていました。 私は、その頃のサバイバルモードの意識がまだ残っていて ニューヨークが安全になった今でも、バッグは肩掛けはしないで いつも斜めがけしているし 特に海外に出た時には気をつけているのですが 今回は、乗客もたくさんいて、特に危険な感じもなかった地下鉄内のことだったし 一瞬のことなので、本当に気をつけないといけないとなあと。 ということで、スペインに着いていきなりスリの洗礼に出会ったにも関わらず 何の被害もなかったのは アンラッキーなんだか、ラッキーなんだかよくわかりませんが (たぶん超ラッキーなのよね) 気を取り直して、世界遺産のガウディの建築、カサミラへ。 海藻のイメージのバルコニー、波の形の外観 内部にも貝や海の生物など、海をイメージした建築物です。 カサミラの屋上にあるモニュメント。 カサミラの内部の19世紀後半から20世紀初めのブルジョアの生活を再現したミュージアム。 キッチンやバスルームのアンティークな感じが素敵。 こちらもガウディの建築、カサ パトリョ。 色も美しくて、とてもファンタジーなデザイン♪ それから、ランブラス通りを歩きます。 と、ここはガイド本やネットには、最も栄えているおしゃれな通りと書かれてありましたが 特にどうということはなく、どこにでもありがちなお土産屋さんが並んでいます。 これは途中にあった市場。 ジュースや果物や肉などがたくさん売られていました。 観光客の似顔絵を描いている人たち。 ランブラス通りの終点まで行ってから、港で一休み。 それから、旧市街のレストランへ。 このあたりは、街の感じがフェレンチェやイタリアの街に似ていて、いい雰囲気。 ここでようやくワイン。 やっぱりむちゃおいしい〜♪ そしてこの量。 グラスワインで頼んだら、通常の2倍ぐらいの量をなみなみと注いでくれて 料金はニューヨークの相場の半分以下ぐらいでした。 ワインを飲んで、タコの煮込みやイカのグリルなどを食べた後は 寝不足もあり、時差もありで、すっかりふらふらに。 意識はもうろうとしながらも、バッグに気をつけて 地下鉄に乗り、ホテルに戻ります。 なぜかこういう時は、何も危ないことにも合わず 大丈夫だったりするのですけどね。 今回の旅は、私たちとしては珍しくパワースポットや聖地には行かないので おいしいもの食べて、飲んで、音楽聴いて、アート見て、という ごく普通の(?)バケーションです。 もともと、スペインは、私とおさむが出会った頃に行きたかった場所なので その頃は、スペインを題材とした曲をよく作っていました。 でも、それから、私たちの意識の変化に伴って、聖地への旅の方が 魅力的になり、長い間、スペインに行こうという気にはならなかったのですが 最近になって、やはり一度はスペイン行ってみたいね、と決めたわけです。 旅をしていつも思うのですが、いくらネットや本や人からの話で いろんな情報を見ても聞いても、実際に自分が行ってみないと その感覚はわからないものですが 今回もまた旅が終わった後のイメージの変化も楽しみです。 ということで、スペインの旅のスタートです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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