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カテゴリ:スペイン
スペイン3日目。
2日間バルセロナで過ごした私たちは バロセルナにはまた最後に戻ってくることにして この日からスペンン南部のアンダルシアへ向かいました。 今回の旅では、バルセロナ以外の土地はレンタカーで回ります。 この日、朝早くにホテルをチェックアウトして タクシーでバルセロナ空港へ向かいました。 朝7時すぎの便で、バルセロナからグラナダへ。 私たち二人とも時差の影響なのか、スペインに着いて2日間は 夜10時頃眠くなるのですが、夜中1地か2時頃に目が覚めて それから朝までずっと起きていて、すっかり寝不足の状態でした。 バロセルナからグラナダまでは、飛行機で1時間半。 グラナダの空港でレンタカーして、グラナダ市内に向かいます。 30分ぐらい車で走らせると市内に入ったのですが、道が狭くて入り込んでいるのと 一方通行で、完全に迷ってしまいました。 車一台ぎりぎりのかなり狭い路地や坂道を走り回ったり 急停車しているうちに、私はだんだん車酔いしてきて気分が悪くなってダウン、 車は一瞬も路上に停めることができないので、おさむは、地図を見ることもできず うろうろと走ります。 私も地図を見ることもできず、いつかたどり着くかしら?という感じでしたが そのうち偶然、ホテルを見つけて 何とか、そのホテル近くに駐車場も見つけることができたので そこから歩いて、ホテルに到着です。 この日はElvila Suiteというアパートメントホテル。 白を貴重としたモダンなスィートです。 中に入ってみると、とても広い〜〜♪ ベッドルームだけで、昨日のホテルの部屋より広いですが かなり広いリビングルームがあり、立派なキッチンもついて’いました。 (結局、キッチンは使わなかったけど) ウエルカムワインも一本置かれてあります。 ここで少し休んでいるうちに気分も回復してきたので ランチに出かけました。 この近は、アラブ系の雑貨屋やカフェが立ち並んでいます。 まるで、去年訪れたトルコのような雰囲気。 ここグラナダは、アラブの影響を強く受けている街で アルハンブラ宮殿もイスラム文化だそうですが 街もここまでアラブ色が強いのですね。 しばらくすると広場に到着。 そこで、フラメンコのライブをやっていました。 ボーカルがお母さんで、カホスを叩いているのは娘さんのようですが 息がぴったりと合っていい感じです。 ホテルの人のお勧めはアルハンブラ宮殿とアルバイシンだったのですが アルハンブラ宮殿は、すでに今日のチケットは売り切れていたので この日はアルバイシン地区へ行くことに決めて、川沿いの道を歩きます。 アルバイシンは、アラブ色の強いエリア。 のどかな風景で、のんびり歩いていると さっきまでの気分の悪さがうそのようになくなってゆきます。 バロセロナとは全く違う空気感。 一応、胃腸のためにランチは軽いものがいいね〜と 見つけたのが、日本食。 日本人の方が経営されている日本食だそう。 ランチセットを頂いたのですが、モストというノンアルコールワインと言われている りんごジュースのような飲み物と巻寿司のセットを頼みました。 前菜の海藻サラダが、身体にとてもいい感じ。 それから再び、川沿いを歩いてゆきます。 しばらくすると、カフェやレストランが並んでいるエリアへ。 ここでも広場でギターを弾いている人がいたのですが おさむがよく家で弾いている曲だったので、思わず立ち止まります。 それから、私の好きだったアルビオーニのアダージョを弾き始めたので ここで、こんな曲が聞けるなんて、とジーんときて しばらく聴いていました。 それから再び、アルバイシンの丘を登ってゆきます。 このあたりは、白い家が多いです。 迷路のような道を歩いて、たどり着いたサンニコラス広場では 手作りのアクセサリーなどの露店が並んでいました。 ここからのアルハンブラ宮殿の眺めは素晴らしい♪ ここでもフラメンコ。 ここまで歩いてくる途中でおさむはハッパを買ったのですが それを売ってくれた人が、この左側の人。 あら、さっきの人、ボーカリストだったのね〜、と気づきました。 それにしても、みんな上手い〜♪ ここには、このレベルが普通にごろごろいるのですね。 それから、またてくてく歩いて丘を降り、一旦ホテルに戻ってから夕食に出かけました。 途中でギターショップがあったので入って おさむは試し弾きすることに。 最初は「試し弾き?いくらぐらいのギターを買うつもり?」 と、ちょっと嫌々ながら、ギターを差し出した店員さんでしたが おさむが弾き始めると、急に態度が変わって 「他のも弾いてみる?』と次々といろんな クラシックギターやフラメンコギターを持ってきます。 もし何かいいギターがあったら、おさむの誕生日プレゼントに買ってあげるね と言っていたのですが、結局、そこまで弾かれる音色には出会わず。 でも、おさむはとりあえずスペインでギターが弾くことができて、ご満足の様子。 それから、バルへ。 ナバス通りにあるいくつか開いているパルの中で、適当に入りました。 ワインを頼んだら、ポテトサラダなどのタパスがフリーでついてきました。 これは別に頼んだタパスの盛り合わせ。 ガスパッチョやクリームコロッケやいわしのフライなど 10品ほどあって、もうこれだけでお腹一杯。 それから、フラメンコのライブに行きます。 ここは食事をしながら聞くところではなく 音楽を聴くためのだけのライブ会場で 30人ほど入る小さな劇場です。 最初はギタリストと男性ボーカルの演奏。 ギターの人が、むちゃ上手い〜〜 すごいテクニックなのに、とても自然な感じで深い音色。 それから、女性のフラメンコダンサーが出てきます。 見た目はそれほどすごい感じではないのですが この女性のタップがまたすごい! どうなっているの、この足〜〜というぐらい 激しいタップを延々と続けます。 そして、次に出てきた男性のダンサーもすごい迫力。 写真撮影は前半は禁止だったのですが、後半の何曲かだけオッケーでした。 このクオリティの生のフラメンコを聴いたのは、初めてなので感動。 ここは観光客相手のショーではなかったのでよかったのかも。 グラナダに行かれる方はぜひ『CASA DELARTE FLAMENCO』チェックしてみてね。 グラナダの街は私がイメージしていたスペインがここにあった〜♪という感じで 私たちはバルセロナよりも好きでした。 特に素朴でノスタルジックなアルバイシンは、私たちのお気に入りの場所になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月20日 10時29分38秒
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