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カテゴリ:スペイン
スペイン8日目。 前日からグラナダに宿泊した私たちは この日の夕方の便でバルセロナに戻ることになっていたので この日の朝がアルハンブラ宮殿を見る最後のチャンスでした。 でも、数日前にチケット予約のサイトにアクセスしてみたら 既にこの日は完売。 旅行会社が持っている特別枠や ツアーのチケットも完売とのこと。 こんなにアルハンブラ宮殿って人気の場所だったのね〜と感心しつつ グラアダに来て、アルハンブラを見ないで帰るのも何だけど もう充分他のところを楽しんだからいいねと 半ばあきらめていました。 と、ネットで調べたら、当日券を確実に購入する方法があったので 朝7時に、タクシーでアルハンブラ宮殿へ。 8時から当日券の販売がスタートですが、既にチケット売り場は、長蛇の列です。 その列には並ばず、そこから先に歩いて行くと 自動販売機の前に10人ほどが並んでいます。 ネットに書かれてあった方法というのは この自動販売機は、クレジットカードでの購入のためのもので その存在をみんな知らないので、並ぶ人が少ないとのこと。 確かに、もし私たちが何も知らないでアルハンブラに着いたら 入り口近くのチケットオフィスにみんなが並んでいるのを見て、そこに並んだだろうなあと。 なぜわかりやすく明記していないかは謎ですが ともかく、8時の販売開始と同時にチケットを購入できて すぐに宮殿内に入場することができました。 まずは、美しく手入れされた庭園。 その当時はどんな植物が植えられていたのかしら。 噴水や水路などの作りから、当時の華やかさを思わせます。 噴水や水路は、庭園だけでなく、宮殿内のあちこちに張り巡らされていました。 当時、この高台まで水を行き渡らせる技術というのは 特別だったそう。 それから要塞のアルカサルへ。 青空に映える城塞。 塔に上る階段の窓から。 ベラの塔の鐘。 塔の上からのグラナダの街。 ワインの門。 カルロス5世の宮殿。 この中のミュージアムで、小さな日本展が開かれていて フィルムが上映されていたので見てみると 1965年のオノヨーコの作品でした。 それから、ナスル宮殿へ。 ナスル宮殿は、入場制限があり、入場時間が’決まっていて 私たちは10時30分から入ります。 花や星や幾何学模様の美しいタイルの壁。 星や宇宙をイメージしたという天井。 精巧に細工された壁や柱。 アラヤネスの中庭。 ライオンの中庭。 ここに入ったら一瞬、別世界のような感覚。 周りに観光客は多いのだけど ここで水の音を聴いていると静寂を感じます。 この水の流れは、長い時を経て、今も変わらないものであるかのよう。 予想していた以上にアルハンブラ宮殿は美しくて感動でした。 見学することができて、ほんとよかった〜。 8時20分に入り、出たのは11時すぎ。 急いでタクシーでホテルに戻り、チェックアウトします。 一旦、荷物を車のトランクに入れた後、ランチにレストランへ。 それから、カテドラル周辺をぶらぶらと散策。 ストリートで売られているお茶の香りがいい〜。 カテドラル。 中は白い柱、黄金の装飾、天井のステンドガラスなど 荘厳な雰囲気でした。 カテドラルを出て、たまたま私たちが休んでいた広場で 一人のおじさんがフラメンコを弾き始めました。 と、何気に上手い〜♪ おさむが近寄って話をすると パコデルシアなどとも深い交流がある人だそうで 腱鞘炎か何かで指をだめにして もう舞台には出れないので、ここで弾いているそうですが それでも、とても上手いし音に深みがあります。 おじさんと話し込むおさむ。 スペインは音楽、特にギターののレベル高い〜。 まさにギターの王国ですね。 こうして私たちはグラナダで素敵な時間を過ごした後 夜の便でバルセロナに向かいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月28日 02時29分47秒
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