|
カテゴリ:バリ島
こちらに来てから、今のところ、ウブドは晴れの’日が’続いて’います。 バリは、11月から4月までは、雨季だと聞いていたので 1日のうち1度は必ず、シャワーみたいな雨が降ると思っていたのですが 私が到着してから3日間は、一度も降らなかったので、降らない日もあるのですね。 (4日目の今日は降りましたが) やはり暑いので、そんなに長くは外にはいられないですが 朝早く歩くのは、気持ちがいいです。 3日目のこの日は、午前中に、ホテルから歩いて10分のところにある 1日のほとんどはホテルでダラダラと過ごしました。 こんな風にダラダラ過ごすのは久しぶり。 おさむと旅をすると、アクティブに動きがちで それはそれで楽しいけど、旅先のホテルでダラダラするのも、最高です。 さて、モンキーフォレストは、公園みたいになっていて 入場料を払って、中に入ります。 と、入り口にあった女神様の石像が何気にすごい。 胸からピュ~~ん
入り口に注意事項が貼ってあり 猿たちに飛びかかってきても、パニックにならないこと、とか 食べ物やビニール袋を持っていると狙われるので気をつけること などが書かれてありました。 すぐに、たくさんの猿たちが歩道にいて 観光客からここで販売しているバナナをもらったり、 肩に乗っていたり。 (私は飛びかかられないように、気をつけて歩いたよ)
スタスタ歩いていくと、あっという間に出口に着いてしまったので じゃあ、戻ろうかな、と戻りかけた時 一匹のお母さん猿の横から、ヒョイと顔を出した、赤ちゃん猿。 ひゃ~可愛い(この瞬間に激写してました)
赤ちゃん猿は、木の枝が気になって仕方ない様子で お母さん猿がしっぽを持って、遊ばせているのが、微笑ましい。 さて、この日は、夜中の2時30分に起きてしまって そのままずっと起きていたので、昼寝をしようと思っていたものの ホテルのアフタヌーンティとおやつを頂いたりしているうちに 結局、寝ないまま、夕方になり、かずみちゃんと待ち合わせの時間。 この日の夜は、一緒にケチャを見に行くことにしていたので その前に、会場近くにあるClear CAFEというレストランで食事しました。
そして、6時30分に会場へ。 今回、私たちが行ったのは、トレナ・ジョンガラという ウブドで最も人気があるという劇団のケチャ・トランスで バダン・トゥガル集会所というところで行われます。 幾つかのサイトで、6時30分になったら、満席になると書かれてあったのですが この日は、結局、7時の開演になっても、観客はまばらでした。 実は、今、バリは火山の影響か、観光客が少ないようで 普通はなかなか予約が取れないと言われている、人気のスパやレストランでも すぐに予約が取れるので、ここもその影響で少ないのかもしれません。
7時から公演がスタートし 上半身裸のおじさんたちが、うじゃうじゃと出てきて 中央の火の周りで円陣になり、あのチャ、チャ、チャのアカペラをスタートします。 と、チャだけでなくって、いろんな擬音があって メロディーもリズムもかなり複雑なんですね。 それがぴったりと息があっているのは、すごい。 しばらくすると、二人の女性の踊り子が登場。 ケチャは、ラーマヤナ物語ですが、これはシータ姫とラーマ王子かな。
これは、怪物ラウナかな。
そして、王女たちの前で失神する男性たち。
この失神するというのは、本当にトランス状態になって失神するのかと思っていたら そうのではなくて、演技の一つ、みたいな感じなんですね。 そして、最後に女性コーラス体が現れて、二人の少女による踊り。 複雑な踊りをぴったりと息があってすごい。
この少女たちも歌が終わる度に、失神して 後ろの女性コーラスの人に起こされるのですが これも失神する演技、という感じです。 これは、どう見ても、かなり練習して合わせているとしか思えないです。 観光客用のショーになっていて、もともとの秘儀とは違うけれど 思っていたよりも、普通のショーでした。 でも、このケチャを聞いていると ちょっとフラっとする感じがありました。 かずみちゃんも、男性のチャ、チャにはグラグラするけど 女性のコーラスになると、何とも感じなかったそうですが 最後は、トランス状態になった馬の姿の男性が 火の上を歩くというパフォーマンスで終了。 この人は、ちょっとトランス入っている感じでした。
「何だかのりこさん、元気になったみたい」というので 確かに、さっきまでの睡眠不足の眠たい感じはないな~と。 意外にケチャで元気になるの? などと思いつつ、ホテルに戻って、その日は寝たのですが 次の日の朝、起きて、どうも何か思考が上手く働いてないなあ と調べてみたら、やはり、あのケチャの会場で何かもらってきていて スキャンリストの中で反応した言葉が「黒魔術」 もちろん、ケチャは黒魔術ではなく もともとは黒魔術を追い払うための儀式サンヒャンのための 男性バックコーラス、だそうですが どちらにしても呪術ですから、いろいろなエネルギーが出てくるのは 間違いなさそうです ショーの後、睡眠不足の眠気が吹っ飛んで、元気になったのは トランスまではいかないけど 一種、麻痺状態みたいな感じになったからではないかなあと。 トランスすると、火の上を歩いても熱くないわけですから 感覚が麻痺するわけですzね。 ということで、そのエネルギーを解除して、すっきり元に戻りました。 う~ん、ケチャ、また是非見たい、という感じではないのですが この一つの公演だけでは、何とも言えないので もしチャンスがあれば、寺院でやっている別のケチャに行ってみようかなと 思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月12日 10時07分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[バリ島] カテゴリの最新記事
|