|
カテゴリ:エジプト
随分と日にちが空いてしまって、記憶も曖昧になってきましたが とりあえず、アブシンベル神殿。 ここは、5年前に訪れた時も、とても好きな場所でしたから 今回も楽しみでした。 この日のツアーもエモツアーズを利用したのですが ガイドは、アスワン在住の男性、モスターファ。 明るくて、人懐っこい彼と出会って、すぐに好きになりました。 何よりも、彼はこのガイドの仕事が大好き、なのだそうで それが伝わってくるので、とても良かったです。 どんな仕事であれ、自分の仕事を心から愛している人って すごくいいエネルギーを発しているんですよね。 それは仕事そのものも好き、ということに加え 人が好きだから、なのだなあと。 彼に出会って、こういうエジプト人もいるのだというのがわかって とても嬉しかったです。 ガイドはモスターファですが、運転手は、モハメッドという 大柄で、強面の人でした。 アスワンから、ブシンベル神殿までは、こんな砂漠の道をひたすら走って行きます。 途中で、運転手のモハメッドが休憩をするということで 雑貨屋兼カフェで止まります。
私たちは、車の中で待っていたのですが その間、モハメッドは、コーヒーを飲み、水タバコ(シーシャ)を吸い ゆっくりとカフェで過ごしています。 これまで、運転手が私たちを待っていることは何度もあっても 私たちが運転手を待つというのは、初めてのパターン。 まあ、片道3時間も運転しなければならないのだし 休憩も必要だよね、とは思ったものの それにしても、この運転手、運転中もiphoneを取り出し メールチャックしながら、余裕で運転していたり これまでの運転手とはかなり違う感じだなあ、と思っていたのですが 後からわかったのは、このモハメッドは、エモツアーズのアスワン支店の支店長 だったということでした。 多分、この日は運転手が手配できなかったから、自ら運転手をやったのでしょう。 なるほど、どうりで。 ということで、3時間のドライブの後、アブシンベルに到着です。 モスターファの説明を、外で聞きます。 アブシンベルの歴史とか、戦いの話とか、ラムセス2世の妻 ネフェルタリの話など、すでに知っていた話も知らない話も ネフェルタリは、エジプトを救うために、ラムセス2世に 敵国の王妃と結婚するようにと勧めた という話をしてくれて 「エジプト人にとって、ネフェルタリは、エジプトを救った女神なのです」 という彼の言葉が響いてきて、それを聞いているだけで ひとしきり説明が終わった後、ガイドは神殿の中には入れないので モスターファとは後で待ち合わせ えずみんと二人で、アブ・シンベル神殿に入りました。
この上の図は、ラムセス2世が戦いで、ピンチになった時に セティ1世に頼んだら、何千万もの兵や馬がやってきて いわゆる、神かがりのエネルギーで、戦いに勝利した、ということを表しているのだそう。 1馬の足がたくさんあったり、ラムセス2世の腕が何本もあるのは 何人分もの力に増幅されたことを表しているとのこと。
説明によると、ホルスの棒(笏)がオシリスの第8チャクラに当てられ 使用されていたとのこと」 この神殿には、天井の低い小部屋がたくさんあって そこに描かれているのは、ほとんどがラムセス2世が神々に、お香を捧げている姿です。 当時のお香は特別な意味があったのだろうなあと。 このお部屋、まさに別次元に行くためのお部屋だったんじゃないかな?
王妃がファラオと同じ大きさで描かれているのは、まれなことで ラムセス2世がいかに彼女を重要だと思っていたかを表しているとのこと。
ハトホル(左)とイシス(右)から祝福を受けるネフェルタリ。
受け入れた上で、女性として決断していく力みたいなものを感じました。 ネフェルタリは、本当に精神的に強い女性だったのだなあと。 とはいえ、そういうあり方が、これからの女性に必要なのかどうかは わからないのですけど。 えずみんはここでホルスとなって、ホルスの視点で飛んでいたのだそうで その話も面白かったです。 さて、これから3時間かけて、アスワンに戻りました。 えずみんが、お香などの買い物をしたいと言うと モスターファがいくつかの店に連れて行ってくれました。 先ずは、すべてオーガニックで作られているというアロマの会社。 ここの社長が(面白いおじさんでした)いろんな香りを説明してくれて 結局、二人ともローズやパピルスなどの香りを3種類ずつ購入。 そして、これは、香料やお茶などを量り売りしている店。
この日は、最上階にある長めの良いレストランで食事しました。 そして、私たちは、次の日、アスワンを出発し、再び飛行機でカイロに戻りました。 さて、私たちには、この最後のカイロでは、それぞれに課題が残っていると トートから伝えられていました。 それについては、また〜
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エジプト] カテゴリの最新記事
|