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カテゴリ:エジプト
ピラミッド内で行われる イニシエーション当日。 何も考えず、あれこれ書いてきましたが これを読んでくださっている方の中には イニシエーションって何? と思われている方も いらしゃるかもしれません。 以前の私のブログを読んで くださっている方は なぜ、何度もそれが必要なのか 不思議かもしれませんね。 このイニシエーションは 多次元キネシオロジー の レベル5のクラスで 行っているアチューメントとは 目的もやり方も違ったものです。 去年、エジプトから遠隔で行った レベル5でのアチューメントは 一つは、参加者の方と アルクトゥルスのガイドとつなげるため そして、もう一つは、その方が 古代の叡智にアクセスするためのもの でした。 アルクトゥルスのガイドとの繋がりは アチューメントが終わった時点で 完了するのですが 古代の叡智を使うことが できるかどうかは その後の自己調整次第なので クラスを受けたら、誰でもすぐに 使えるようになるわけではありません。 (もちろん、ガイドとのつながりの深さも それ以降の自己調整によりますが) 一言で「古代の叡智を活用する」と 言っても 様々なやり方やレベルがあり 私自身も、今もなお 少しずつ学んでいる最中です。 今回、私が受けるイニシエーションは 実は、2019年にエジプトを訪れた時に 初めて受けたものと ほぼリンクした内容でした。 ただ2019年時点では イニシエーションで どんなことが行われるのかなどは わかっても それを受けることが 一体どんな意味を持つのか? 何のために受けるのか? と言った事は、 まだよくわかっていませんでした。 あれから5年の月日が経って 21年、23年とエジプトを訪れ その度にイニシエーションを受けて その後で、自己調整を重ね 少しずつ、理解し 活用できるようになってきました。 そして、23年から でも、2019年から、 伝授されているにも関わらず まだ使い方がわかっていない 古代の技法や叡智がいくつかあり それを使えるようになることが 今回のイニシエーションの一つの 目的である事は 事前にトートから伝えられました。 今回のイニシエーションに サポートしてくれる存在として トートを始め、エジプトのマスターたち アルクトゥルスなど宇宙系の存在たちに加え ある一人の存在がありました。 実は、その存在が私の前に最初に現れたのは 2019年、エジプトを去る日に えずみんとピラミッドに 入った時なのです。
その時、私は、その人の顔を そのファラオが、私にあるもの(技法の一つ) を授けるということを 前日の夜、トートから聞いた時 5年前のあの感覚をありありと 思い出しました。 切なく、悲しく、 でも、なぜか懐かしく 私のことを全てわかっているように 感じる存在 ああ、またあのファラオに会うのだ そう思うと、急に 説明がつかない感情が 湧き上がってきました。 私は、そのファラオとつながり イニシエーションを 成功させることができるのかしら?
まず、何よりも、成功のために 大切なのは 王の間に一人になるように することでした。 当日の朝 6時45分にホテルを出て ピラミッドに向かいました。 7時過ぎにゲートがオープンし 一直線にピラミッドの内部に 入るための入り口に向かいます。
(約10ドルぐらい)を 3束用意していました。 ピラミッドの監視員にチップ (賄賂とも言う)を渡すためです。 ピラミッドには、大抵入り口に2人 そして、王の間に一人います。 朝は、入り口に1人、王の間に一人 になることが多く 最大でも3人です。 この日は、入り口に二人の監視員が いました。 そのうち、一人に500EGPを さっと手渡し 「15分だけ一人にして。 誰も入れないで」 と伝えました。 この要求を飲むかどうかは 監視員によります。 たまに、チップを受け取らず 規則を守らせようとする人も いるからです。 幸い、この日の監視員は 「もう一人にもチップを渡すなら 1時間、他の人を入れないで いてあげる」 と言うのです。 ラッキー!! 私は、もう一人にも 500EGPを渡し 急いで、ピラミッドの階段を 駆け上がりました。 1時間、他の観光客を 足止めできるとは思えませんでしたが 15分あれば、何とかなります。 息を切らせて、ピラミッド内の 狭い階段を駆け上がり 見慣れた大回廊に 辿り着きました。 (この写真は、帰りに 撮ったものですが)
この回廊は、本当にすごいのです。 永遠にここに留まっていたいぐらい。 すでに、この場所から マスターたちにアクセスし プロセスをスタートするように 伝えられていました。 そして、王の間に入りました。 監視員も誰もいません。
やった、 ここまで、上手くいった そう思ったのですが なぜか上手く集中できません。 いつもなら、一瞬で 領域にアクセスして 集中できるのに 何か焦りを感じているのです。 しばらくやってみましたが トートに聞いてみると 「今、イニシエーションを 受け取れる状態にない」 との答えがきました。 やっぱり。 でも、朝は、準備が できていると言われたのに 今、この瞬間、何が 上がってきているのだろう? こんな時、スキャンリスト などがあれば、筋反射で 要因を突き止められますが ピラミッドの中まで 持ってきていないので ハートで感じるしか 方法はありません。 ハートに意識を向けると すぐに要因がわかりました。 アチューメントを ブロックしていたものは マインドの「期待」 でした。 私は、前日にトートから 何をやるのかの情報を聞いたことで 無意識に そのファラオが現れる姿を想像し それによって、きっと 自分はこう感じるのだろうと 「期待」していたのです。 「期待」は、マインドの産物であり 宇宙からのエネルギーや叡智を ブロックするものである事は よくわかっていたのに いつの間か、期待していたことに 気づき、この時点で、遺伝調整が 必要だということが わかりました。 今の私ができる事は あらゆる期待を手放すように ハートに意識を向け 委ねる事でした。 どれぐらいの時間が経ったのか 2019年に、ピラミッドの中で あのファラオに初めて出会った時のような 劇的な感覚や気持ちには なりませんでした。 トートに 「終わったよ。成功だ」 と伝えられて、私はノロノロと 立ち上がりました。 時計をみると、30分ぐらい 石棺の中に入っていました。 私が石棺から出て 石棺の写真を撮っていると 観光客が続けて入ってきました。 監視員は、30分も 足止めしてくれたのでした。 でも、私は、次の自分の課題を 改めて突きつけられたこともあり 「これでよかったのだろうか?」 と何となく、スッキリせず ホテルに戻りました。 ホテルに戻ってから トートに尋ねてみると 「成功を受け入れなさい。 (あそこで一人の時間を持つことできた) 奇跡に感謝しなさい」 と言われて そうか、あれで成功だったのか と、ほっとしました。 あの時、ブロックしたものを 調べてみると 3つの遺伝が出てきました。 そのうち、二つは まだ一度も調整したことが なかった遺伝で、3つともに 頭がよく、経験からの分析力はあるが それが感覚の抑圧にも つながっている遺伝でした。 「期待する」 というのは、経験と知識と判断から 生まれるということを 改めて理解しました。 例えば、100ドル出せば レストランでこの程度のものを 食べることができる という経験をすれば 次に100ドル出す時に きっと~~ぐらいのものを 食べれるだろうと 「期待」するわけです。 でも、このような 目に見えない世界において 経験からの分析は あるレベルまでしか、有効ではなく、 ましてやこのようなイニシエーションにおいて 過去の経験や分析や知識は 限界をもたらす可能性が高いことは これまでも何度も理解してきたにも関わらず。 遺伝があれば、無意識にその思考に なってしまうのだなあと。 それから、一つの遺伝の調整に 取り掛かりました。 驚いたのは 2019年からずっと 上手く使うことができなかった 古代エジプトの一つの技法が それが使えるようになったことで 遺伝調整のプロセスが、驚くほど 早くなりました。 ああ、本当に イニシエーションは 成功したんだ ここでやっと 今回のイニシエーションの 成功を受け入れることが できました。 もちろん、教える立場の私にとっては 私が使えても、他の人が使えない技法は あまり意味がないのですが これから、この技法を使って 実践してゆくことで また新たな概念ややり方が 見えてくるかもしれません。 まずは、私自身がレベルアップ このエジプトの旅の 最大の目的を達成できたので もう全ては終わったという 気持ちで、すっかり安心しました。 その日、3つの遺伝調整を終えた後は 翔平くんの試合を録画で見たり YouTubeを見たりして エジプトにいることすら 忘れるぐらい ホテルでリラックスして 過ごしました。
でも、まだ私が今回エジプトの旅で やるべき事が残っていたことを そして、それが何よりも 大切なことだったことを ルクソールのエジプトでの最終日に 知ることになったのです。 ピラミッドを前に取る朝食も この日が最後。 24日、この旅の最終地点 ルクソールへと向かいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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