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カテゴリ:エジプト
ルクソール空港に到着すると ボブが真っ白の麻のシャツを着て バラの花束を持って 迎えにきてくれていました。 ピラミッドでのイニシエーションが 今回の目的だったので ルクソールへ行くのは、ギリギリまで 迷って、トートからの指示がなければ 見送ったかもしれません。 やはり、この時期のルクソールは 一際、暑いのです。 カイロは、日中、最高でも40度ですが 夜になれば、33、4度ぐらいまで下がり 過ごしやすくなります。 33、4度で過ごしやすいというのも ニューヨークと比較すると、信じられないですが 湿気がないし、日が当たらなければ それほど暑さを感じないので 夜、レストランのテラスで食事をするのは 心地よいのです。 一方、ルクソールは、日中44度ぐらいまでなります。 夜になっても、それほど暑さは下がらず 夜、テラスで食事をしようとしても 暑くて無理でした。 ボブの話では、 今年は、特に暑いのだそうで 先週は48度まで行ったとのこと。 ひどいことに、この時期、冷房で一斉に電力を使うので エジプト全体が電力不足となり ホテルなどの場所を除いて 一般の家庭は、1日昼3時間 夜4時間、電気が使えないのとのこと。 去年は、1日2時間だったそうなので かなり大きいです。 「子供たちは、夜、暑くて 眠れなくて、泣いているんだ。 今月、出産する妊婦もいるっていうのに どうやって産めばいいというんだ」 とボブが嘆きます。 エジプトに来る度に思うけれど 様々な面において、エジプトの人たちは アメリカや日本とは 比較にならないほどの 大変な生活を強いられているなあと。 飛行機が到着したのは 午後3時だったので ホテルまで送ってもらって とりあえず、休息です。 ホテルは、いつもはHiltton に泊まるのですが 今回、初めて に泊まってみました。 5つ星の大型ホテルで、綺麗で 霊もいませんでした。 部屋のテラスは、中庭に面しています。
夕方、ボブを呼んで ホテルのタイレストランで 一緒に食事をしました。 ボブに対しては、もう何というか 友人とも、恋人とも違う 兄弟とも言うのも違った感覚。 以前、イシスに 「魂のレベルでの主従の関係にある」 というようなことを言われたことがあるのですが まさに忠実なサーヴァント(従者、召使) としか思えず😅 こういう風に感じる人は 人生で初めてかもしれません。 私が 「今日ホテルで食事するけど、一緒に来たい?」 と聞くと 「俺に来たいかどうかなんて聞かないでくれ。 のりこが『何時に~~に来い』 と言えば、もちろん喜んで行くし 一人で食事したいと言えば、それも問題ないし。 全て、のりこのしたいようにして」 というのです。 トルコを一緒に旅した時もそうでした。 神殿の入り口でずっと待っているのも 彼は、全く気にならないので 私も時間を気にせず 自由に行動することができます。 彼は、待ち合わせの時間には絶対に遅れないし ルクソールでは、ホテルの人以外 英語を話せない人が多いので どこに行っても通訳になるし このルクソールでは 本当に頼りになります。 ボブが、私にマンゴーとデーツを 買ってあげたいというので 立ち寄った店。 マンゴーは、美味しかったけど デーツは、硬くて 上手く食べれませんでした。
ルクソール初日 ホテルのレストランのテラスから見た ナイル川に沈む夕日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月30日 01時11分51秒
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