アーキュトニック クラス その3
さて、アーキュトニックのレベル3のクラスですが、この日から水星、火星、金星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、カイロンの9つの惑星について、深く学んでゆきました。このレベル3に関しては、私とおさむが想像していたクラスとは、かなり違っていて一つ一つの惑星について、NASAや科学的な見地からだけでなく神話やそれぞれの惑星が持つ意味を知りそれから、それぞれの惑星に対応しているゴング、チャイム、音楽、アロマ、詩などを使ってロンが参加者に対して、惑星アチューメントを行なうというものでした。こんなに深くそれぞれの惑星について単なる知識ではなく、感覚やエネルギーとして体感したのは私とおさむにとって、初めてのことでしたしそれは私たちにとって、このクラスの大きなポイントでした。そして、その上で、それぞれの惑星のチューニングフォークの使い方を学んでゆきます。例えて言うなら、レイキのアチューメントの後にレイキの手の使い方や当てる場所を学んでゆくのと同じようにロンからの惑星のエネルギーのアチューメントの後に惑星のチューニングフォークの使い方を学んでゆくのでさらに深いレベルでワークしていくことができるのだなあと。私たちの身体やエネルギーが太陽系の惑星全部の影響を様々なレベルで受けている、ということを知った時も感動でしたがその惑星一つ一つと深くつながっているという感覚を得ることができたのは、まさに新たな世界が開けた感じでした。この惑星のエネルギーが、これから、クライアントさんとのセッションの中でどれだけ調整として出てくるのか、とても楽しみです。そしてまた、何よりもロンからこのクラスを学ぶということがどれだけ深い恩恵であるのかおさむとも何度も話したのですが、それはアーキュトニックのプロラムの内容を学ぶということだけではなくそれを越えた私たちの意識レベルの変化そのものだなあということでした。ロンは一人一人の質問に真摯に答えてくれるのですが時にはクラスの内容とは直接は関係ないことまでも彼の見地をオープンに語ってくれます。今回、おもしろかったのは、火星人とアトランティスとの関わりやグレイと放射線物質との関わりそして日本という国、日本人が抱えているもの、に関しても話の中で触れていました。だから、日本人に向けて、ロンが精力的に動くのもわかるなあと。それにしても、ロンは、とてもユーモアに溢れているのでクラスはいつも笑いに満ちていました。いつも何らかのジョークを付け加えるのを忘れないしそのジョークが、とてもおもしろいのです。このチューンイングフォークを経穴(ツボ)に使うところの素敵なところは鍼灸などでは、正確にツボの位置を知らなければなりませんがチューニングフォークは、バイブレーションでその周辺に伝わってゆくので若干、当てるツボの位置がずれていたとしても、問題ないところです。ロンは、もともと東洋医学や鍼灸の人ではないしたまにチューニングフォークを当てるツボの位置が正確な場所からわずかにずれていることがあるのですが鍼灸や東洋医学を学んだ人にとっては、その若干のずれが気になるみたいでレベル2の参加者の中で、ロンに「これは正確にはもう少しここ」と少しのずれを指摘した人がいました。ロンがそれに対して「ありがとう。君はOfficial Point Corrector(オフィシャルなツボ訂正者)だったのだね」と言ったのが、またおかしかったです。さて、レベル3のクラスの中で、通常のアーキュトニックのクラスとはちょっと違う内容が一つありました。1ヶ月ほど前にロンからメールがあったのはこのレベル3のクラスの参加者は、自分と音楽、または音との関わりについてクラスの中で紹介し、そして自分にとっての音を表現することなので、自分が普段使っている楽器やボイス、音を出すものなどそれぞれ持ってきてほしい、というものでした。私は昔はシンセサイザーの演奏などやったり今でも作曲はやりますが楽器演奏としては、今はほとんどまともには何もやっていないのではてどうしよう?、と考えてクリスタルリュラを持っていこうと思っていました。これは、以前にも紹介しましたが、クリスタルで作られた筒が8つ並んでいるもので、私はよくキネシオロジーのセッションで使っているし音楽的にも、使えるものです。ですが、出発前日になって、ソフトケースに入れてみたら思いのほか大きく、これは飛行機の手荷物として乗せれないしかと言って、非常に壊れやすいものなので、預けるわけにもいかないと、結局、カナダに持っていくことをあきらめたわけです。なのでテレサの家に着いてから、そのことをロンに話し「何も持って来れなかったのだけど」と言ったらロンが「それなら、自分と音楽との関わりについて話すだけでもいいよ」と言ってくれたので、それならよかった、とほっと胸をなで下ろしました。そうして、レベル3のクラスの2日目一人一人の発表が始まりました。おさむは、ギターやネイティブアメリカンフルートやシェイカーを使って、彼がいつも聖地で行なっているように自然や聖なる大地への奉納演奏を行ないました。それはまさに音と自然とのつながりでありサウンドヒーリングそのものでした。他の3人は、自分と大きなる自然の音を感じた時の情景とともにシンギングボールを鳴らしたり、シャーマニックなアプローチでそれぞれに音や音楽との関わりを表現してそれぞれに深い音との関わりを伝えてくれました。最後に私の番がやってきました。私は5歳からの音楽との関わりについてまた大学で音楽教育を学び、楽器メーカーの会社に入りシンセサイザーの演奏の仕事をし、それからアメリカに渡って、作曲を始めそしてその後、ボーカルを始めたけれど、私の第5チャクラが閉じていたために上手くいかなかったこと、そしてごく最近、そこにフォーカスして再スタートしたことなども含め、話をした後、最後に「So,this time I could not bring any instrument (それで今回は何も楽器を持って来れませんでした)」と言ったら、ロンがすかさず「Except ?(~以外は)」と言い、私の顔を見つめました。つまり「ボーカル以外は、何も持って来れませんでした」ということだよね?ということでこれは私のボイスをここで表現するよね?と促されたわけです。実は、おさむはその2。3日前に、私たちが最近レコーディングした曲を休み時間にロンに聴かせていていました。ロンは「2人の音楽のクオリティは間違いないよ。のりこの歌は少女ののりこを引き出しそれを聴いている僕の少年の部分が引き出されてその少年はとても喜んでいた」と言ってくれてテレサもこの私たちの音楽をとても気にいってくれていました。そういう経緯があったので、クラスの中で歌を歌うことになるのではないか?ということは何となく予感していたのですが最近充分な練習もできなかったし正直、できれば歌わずにすませたいという気持ちがあったわけですが今回、みんながパフォーマンスしているので私もあきらめて、おさむのギターに合わせて私が昔、作曲した歌を歌ったのでした。やはり、声は私のベストの感じでは出なかったですがロンはとても感動してくれてみんなの音楽や音との関わりや表現を通じて一人一人をさらに深く理解した、と言われていました。私もとりあえず、私の音楽を表現することができてほっとしました。この内容はハワイでのレベル2、3の時にもやるかどうかはまだはっきり決めておらずこれからロンと検討して決めていくことになると思います。音楽、音との関わりはその人の深いレベルでのエネルギーが出てくるのでそれは上手いとか下手とかいうことではなくロンが言うように、それを分かち合うことが深い理解とユニティにつながるというのもよくわかるのです。でも、日本人は、人前での自己表現が苦手な人が多いし人によってはこれがプレッシャーになるのではなるのではないか?私たちは参加者にプレッシャーを与えたくないというおさむと私の見解もロンに伝えました。ロンはできればやりたい、ということでしたが参加人数のこともあるし、やらないことになるかもしれません。そうそう、レベル3のクラスの3日目が終わった後にジャスティンのおくさんボニータがZUMBAというダンス&エクササイズの先生なので参加者みんなにレッスンをしてくれました。ロンから「このダンスの写真をFBなどに載せてはいけないよ」という禁止命令が出たので、写真は載せませんが(これもロン特有のジョークかもしれませんが)とにかくこのズンバレッスンは、むちゃくちゃハードでしかもいきなり複雑なステップで「え~~これがビギナー向けなの~~?」という感じでしたが、それに体するロンの反応や言葉がとにかくおもしろくてみんなレッスン中、ずっと笑いっぱなしでした。ロンは、65歳ですが、本当にパワフルでエネルギッシュ。クラスを終えた後、このハードなダンスエクササイズをやっても疲れ知れずでパワフルだしダンスに限らず、どんなことも興味を持って、取り組むのです。この体力、気力、バイタリティ、そしてあらゆるものを受け入れていく包容力というのか、懐の深さというのかロンから学ぶことは、山ほどあるなあと。ということで、クラスの続きはまた~♪