Acutonic & フィボナッチ クラス その1
トルコ、ギリシャ旅日記も、あともう1回で終わる予定だったのですが今、ナッシュビルで新たな体験をしているとあの旅が遠い昔のようになってしまった感があって今は、ここでのことを書きたくなったので残りはおさむの日記に任せることにします。(中途半端でごめんなさ〜い)さて、トルコ、ギリシャの旅から戻ってからの5日間は朝から夜までセッションが入っていたので、怒濤のごとく過ぎてその間に何とか用意をし先日から、ニューヨークから飛行機で1時間半の距離のテネシー州ナッシュビルに来ています。ここで、Acutonicのレベル1とフィボナッチのクラスが行われています。トルコ、ギリシャの旅では、のんびりできたのですが旅の前後はかなり忙しかったのでもうこのクラスを受けるのは、やめようかしら?と思ったものの何かに突き動かされるようにやってきた感じがあります。やめようかと思った理由は、時間がなかったということの他にいくつかありました。一つは、このAcutonicというのは、チューニングフォークのクラスなのですがシステムは確立、体系化されていて、レベル1からレベル7までありそれぞれに必要なチューニングフォークやゴングなどがあります。今回、レベル1とフィボナッチのクラスだけでもチューニングフォーク代、クラス代、それに飛行機代、滞在費を含めると何千ドルにもなりそれはまだいいとしても、もしこれだけで終わらずこれからしレベル2、3と受けることになれば何万ドルにもなり時間もかなりかかってしまいます。私はあまり後先考えないで、受けたいワークショップはどんどん受けているものの私の今のIHキネシオロジーの中で、セッションに必要なもの、つまりテクニックや手技や知識や道具などは充分だと感じているのでこのクラスを受ける必要性を、あまり感じていなかったこと。それともう一つは、このクラスが全くオーガナイズされていなかったということ。このクラスをオーガナイズしているのはブレンダンというナッシュビル在住のヒーラーでこのブレンダンが、全くもってオーガナイズが苦手な人でクラスの情報がほとんどわからない状態。前日まで、クラスが何時に始まるのかもわからず。クラスが行われる場所だけは聞いたのでホテルからの距離をグーグルで調べてみると歩くには遠そうなので、タクシーが必要かしらと連絡してみたのですがよくわからないとのお返事。普通こういう少人数のクラスではホテルからクラスルームまで送ってくれたりするものですがそういうこともなく、質問しても的を得ないのです。このクラス、以前、一度キャンセルになったこともあって飛行機の予約をした後で、クラスが急にキャンセルになる可能性もありもし、そうなったら目も当てられないなあと。それでも決めてやってきたのは、やっぱり好奇心なのかな。この好奇心だけはどうにもならないようです。フィボナッチ数列を使ったアトランティスのヒーリング。そして、このクラスの先生がドランヴァロワーク『Awakening The Illuminated Heart』の先生だったロンでなければ絶対にここまで来なかったでしょうから、これもまたつながりなのだなと。そして、私の心のどこかにちょっとあったひっかかりも初日には完全に吹っ飛びました。クラスルームに入り、ブレンダンに初めて会い、ロンと再会した瞬間に私は、ここに来るべくしてきたということはすぐにわかったし本当に来てよかったと感じました。それは理屈ではなく、感覚的にわかるものです。今回の参加者は6名。みんなバラバラのバックグラウンドで個性的な6人でした。ブレンダンは、ニュージーランド出身で白人だけどラコタ族の名を持ち、ネイティブと深くつながっている人。ボディワーカーであり、チベットのチゴンマスターに学びエネルギー的なグラウンディングはできているのだけどオーガナイズは、ほんとできていなくて全く子供みたいなエネルギーの人です。他のメンバーは、最近「Awakening The Illuminated Heart」の先生になり、ヨガと瞑想の先生でもあるクリスティーン。それと、指圧師であり、東洋医学に詳しいメリー。非常にまじめで勤勉なエネルギーの人です。また67歳のサイキックヒーラーであり、超おしゃべりでいつも明るいムードメーカーのバーバラ。一番ユニークなのが(エネルギー的にという意味で)元ミュージシャンであり、今は映画監督であり様々なヒーリングを学び、興味があることは何でもやるというジューダン。都会っ子のインディゴチルドレンといった感じで年は45歳だそうだけど、どうみても30代にしか見えません。男性2人に女性4人です。ここに来てあらためて思ったのは、これは、非常にマニアックなクラスだなあと。第一にハートのワークや聖なる幾何学を理解していないとすべてのヒーリングのコンセプトが見えてこないのでドランヴァロワークは必須だと思うのですがそれでいて実際にヒーリングを実践してゆくのは経絡や五行や経穴(つぼ)の知識に基づいているので東洋医学を全く知らなければ、それも難しいでしょうしその上での、エナジーワークなので参加する人はかなり限定されてきます。まあ、それだから、1年に1回ぐらいしかアメリカで開かれないクラスなのにたった6人しか参加者がいないのでしょうが。ロンは、フィボナッチヒーリングを教えることができる世界でたった一人の先生なのです。初日に説明があったのですが、彼はフィボナッチを教えるためにAcutonicの先生になる必要があり、2年かけてレベル1と2を教える資格を取ったそうですがいまだにレベル2を教えたことはないのだそう。レベル1を学べば、Acutonicチューニングを使えるようになるのでフィボナッチヒーリングを学ぶことができるのです。つまり、彼はAcutonicの先生ではなく、フィボナッチを教えるためにAcutonicと契約して基礎であるレベル1を教えているだけで彼が教えたいのはActonicチューニングフォークを使ったフィボナッチヒーリング。なので、Acutonic自体を教える先生としては、全くだめだそのことを理解してほしい、ということだったのですが実際、ロンの経絡や経穴や五行についての知識は私とそれほど大きく変わらないレベルだったのでこんなものでいいんだなあと、ほっとしました。基礎的なAcutonicの本だけでも、ものすごい情報量なのでこれらを全部覚えることは、到底無理だなあと。ロン曰く「東洋医学を学ぶだけでも、一生かかっても学びきれない。私にはその時間はない。もし知識という意味でいえば、私は遥かに劣ってしまうけどハートに従っていけば、すべては完璧に導かれてゆきます。どんなヒーリングでも最初にそのヒーリングのやり方を学びある程度のフォームに従ってゆくことは必要になります。でも、一旦それが身についたら、後は自分の直感が動き出すので感覚にままにクリエイトしてゆくことができるのです。ここで学んだら、後はそれぞれが自分のやり方でやってゆくことが大切です」それを聞いて、これは私がやっているやり方だったのでとてもうれしく感じました。私はどんなヒーリングを学ぶ時でも、クラスの段階では教えられたことはできるだけ覚え、マスターしますがその後は、実践を通じて、感じるままに変化させ発展させてゆきます。なので、MEでもIHでもタッチフォーヘルスでも教えられたやり方とは違ってきたりするわけですがそれぞれのエッセンスは、私という媒体を通じてミックスされ統合されて、一つの新たなものとなってゆくと感じるのです。私がこれから、このヒーリング法をIHキネシオロジーの中に組み込ませながら、私なりの使い方でクリエイトしてゆくのだろうということは、今回すぐに確信できました。ということで、3日間のレベル1のクラスが、今日終了したところです。明日から本番のフィボナッチ。フィボナッチヒーリングが一体どんなものなのか私にはまだわかりませんがロンがこれほどまでに深く信頼しているヒーリングであるということはビシビシ伝わってくるので、わくわくしています。まだAcutonicについても説明していないですが長くなってしまったので、また次回〜