絆と祈りとバランスと
今回の地震が起こってから、ツィッターでいろんな方のつぶやきを見ているのですが、やっぱり人それぞれみんな違う観点を持っているなあと感じます。恐れや不安なことを人に話した方がいいという人もいれば語り過ぎることは、余計に心理的なトラウマにつながるという人もいます。今、自分たちができることをするために、できることをやっていこうという人もいればとにかく、今は自分の心身を第一にゆっくり休息を取ることが大事であまり情報を見たり、聞いたりしないことが大切という人もいます。こういう時こそ、人と痛みを分かち合うことが大切だという方もいれば罪悪感は手放し、自分自身が平和でいることを選ぼうという人もいます。どちらの意見を聞いても、深く納得します。原発についての情報も、いろいろと見ていますがそういった情報を知ることで、ストレスになってしまう人もいるでしょう。私自身は、911の時もそうでしたが、例えポールシフトが来ようが、何であろうがどんな覚悟でもできているつもりなので、どんな情報を見ても大丈夫なのですが、そうではない人もたくさんいますから。今回の地震が与えた影響は図り知れないもの。被災地の方だけでなく、大きく運命が変わった人もいるでしょうし遠くニューヨークに住んでいる私たちでさえ、様々な影響を受けています。例え、原発が解決したとしても、被災された方たちは、これから長い復興への道が始まるわけですぐにすべてが解決なんてならないことはわかっていますがでも、とにかく、今は何にも手につかない状態でいるという方は多いのではないかしら?私もレイキのクラスやキネシオロジーのセッションの間は、心は落ち着いて集中しているのですがセッションが終わって、ネットで情報を見ているといろんな想いが駆け巡ってやはり通常通りというわけにはいきません。今回のことで、あらためて私の母の強さも感じました。地震の後、関東にいる私の弟とはずっと連絡が取れなかったのですが母は、全く心配していなくて「あの人は連絡ぐらいくれればいいのにねえ」という感じでした。今日になって、ようやく弟と連絡は取れて無事が確認できたのですが母は、特にどうということでもなく、私が電話すると「まあ、わざわざ、それを確認するためにNYから電話してくれたの?』と驚いているのが、逆に驚きます。(わざわざって、、一番大事なことじゃないのかしら)その母が「ずっとテレビを見ていると、ここは何の影響も受けていなくて、何だか申し訳ない感じになるのよ」というので「ずっとテレビで被災の状況を見ていると、それだけで神経的なストレス症になる人もいるのよ」と私が言うと、「あら、私はいくら見ても大丈夫よ」というので「あなたが大丈夫なのはわかっているけれど、お父さんは大丈夫じゃないでしょ」と言うと、「そうね~あの人はだめかも。すぐに寝込んでいたから。あまり見せないようにしないとね」と母。うちの母は、本当に信じられないぐらい楽観的な人でどんな時でも冗談を言って、周りを笑わせることしか考えていなくて私は若い頃は、その母のハッピーゴーラッキーな感じがあまり好きではなかったのですが、最近は、この母のすごさに感動することが多いです。彼女は自分が交通事故に合おうが、父が脳梗塞で倒れようがそのスタンスはいつも変わらず。無理して明るく振る舞っているのではなく、本当に笑っていることが好きな人なのです。だから、免疫力が素晴らしくて私が知っている限り、一度も病気になったことがありません。たぶん、この母なら例え何があったとしても、周りを笑わせながらたくましく生きてゆくのだろうなあと。反対にうちの父のように、どんなことでも精神的な負担になってしまう人もいます。これはよい悪いの問題ではなくて、人によって違うのは当たり前のことですから。がんばりたくてもがんばれない人もいるのです。だから、自分自身が、または周りの人たちが、それぞれのバランスを取ってゆくしかないなあと。疲労されている方は、情報を一時シャットアウトして心身を休めることが大切でしょうし元気な方は、無理のない範囲で、できることをやってゆくこともいいでしょう。人と痛みを分ちあうことは素晴らしいですが一方で、自分は被害に合わなかったから何もできないからと罪悪感を持って自分がストレスになっていても仕方ないですから。人と分かち合う、という意味では今回、日本人の素晴らしさを知ったという感動のツィッターが本当に多くて感動しました。こちらは日本人の暖かさ、を伝えるツィッターを集めたもの。こちらも、世界中からの声を集めたPrayforJapan読んでいるだけでぼろぼろ泣けてきます。一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。恐怖と同時に心温まる時間で、日本がますます好きになった。昨日の夜中、大学から徒歩で帰宅する道すがら、とっくに閉店したパン屋のおばちゃんが無料でパン配給していた。こんな喧噪のなかでも自分にできること見つけて実践している人に感動。心温まった。東京も捨てたもんじゃないな。停電すると、それを直す人がいて断水すると、それを直す人がいて原発で事故が起こるとそれを直しに行く人がいる。勝手に復旧しているわけじゃない。俺らが室内でマダカナーとか言っている間クソ寒い中死ぬ気でがんばってくれている人がいる。千葉の友人から。避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らした時、横にいた高校生ぐらいの男の子が「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻しますから」って背中さすって言っていたらしい。大丈夫、未来あるよ。日本って凄い。官僚も民間も、皆で助けようとしてる。トラックの運転手も有志で物資運んでるらしいし、東北の交通整備をヤクザさんがやってるという話も聞いた。最近、日本に対して誇りを持てないことが続いていたけれど、そんなことない。日本は凄い国だ。素直に感動してる。日本国の皆さん頑張ろう!スーパーで無事買物出来ましたヽ(´o`;)でもお客さんのほとんどが他の人の事を考えて必要最低限しか買わない感じだったのが感動しました(涙)この地震が、きっかけになって、失いかけていた日本人本来の良さが戒間見れた気がする。犯罪はする様子はなく、助け合い、律儀、紳士的。普段日本人は冷たい人が多い…。って個人的に感じてるんだけど、多くの人が今回で「絆」を取り戻しつつあるように見えて、それがなんか感動して、泣けてくる。今回、想像を絶する痛ましい災害でしたが、それがこんな風に人々の絆や暖かさを呼び戻すことにつながっていることに、大きな救いを感じずにはいられません。このニューヨークから私ができることは、祈ること、レイキを送ること、募金することぐらいしかないですが例え、少しずつでも何かができていれば、それでよしとしようと。やりたくても、できない人たちもいるのですから。今、気持ちはみんな同じだと思います。アメリカ軍の救助の方のこの言葉も泣けました。「M9,0 世界最大級になったのか。じゃあ、今後復興のためのエネルギーも愛も世界最大級にしなくっちゃ」世界中の人がみんな日本を応援しています。愛する日本に1日も早く、安心と平和が戻りますように。Blessings☆