それぞれのやるべき仕事
先日、ペルー在住のヒーラー&ヒーリングリトリートの経営者、ダイアンの著書 「CUSCO」を翻訳することになったといういきさつをこのブログにも書きましたが、NYに戻ってしばらくして、その本の翻訳をスタートしました。が、やってみると、これは予想以上に大変~~英語の本を読んでいるだけと、実際に日本語に訳していくのとはもう大きな隔たりがあるのですね。今回、初めて翻訳するというのが、いかに大変な作業なのか実感。私は翻訳本で一番読みづらいのは、そのまま直訳してあるような本だと思うのです。先日も「オーラヒーリング」という本を読んでいたのですが瞑想としての文章に『私に関わる人々の至高善のために~~してください』などと訳されてあって、至高善なんて、普通、私たちがあまり使わない言葉では瞑想もやりにくいよね~などと思ったり。他にもとても堅い文章で読みにくい翻訳の本もよくあります。読んでいて自然な日本語であって、しかも、あまり原文とかけ離れてしまわないように訳すのって、思った以上に難しいのですね。例えば『By grace, I could do ~~』のようなシンプルな文章でさえ直訳すれば、「神の恵みによって、私は~~できた」とか「神の賜物によって」とかなるんでしょうが、そんな言い方は日本では一般的にしないし、「有り難いことに」とか「幸運なことに」とかになるのでしょうか。とまあ、ああでもない、こうでもないとやってはいたものの予想以上に時間がかかります。本は約300ページもあるのに、まだ序章を訳している時点で、こりゃ大変なことを引き受けちゃったわ~私は翻訳家になりたいわけではないし、他にやりたいことは山ほどあるっていうのに、こんな風にちんたらやっていたら、1年かかってもできるかどうか、あの時、ペルーで直感に従って、ダイアンに交渉したのは間違いだったのかも?などと、ちょっと弱気になりかけていました誰でも、無限の可能性がありますからどんなことでもやってみなければわからないといつも私は思っているのですがでも、この翻訳という作業をやってみて、わくわくしないところをみると、これは私がやるべき仕事ではないんだなあとでも、やはり、すべてのことは上手くいくようになっているんですね~ちょうどその同じ時期に、私の友人で長年通訳をやっている方が私のレイキの英語版テキストの文章を修正してくれると申し出てくれたので、やって頂いたのですが彼女の仕事の正確さや早さ、そして柔軟性を見てこれは、彼女と共著としてできないかどうか話してみようと思い立ちました。実は、ダイアンに交渉をする時点で、この友人のことは頭にあって私が訳した後で、彼女に修正してもらうことは考えていました。彼女は、長年バーバラブレナン学校の通訳をしていた実績もあり彼女自身もスピリチュアル系の本はたくさん読んでいる人なのでまず間違いないと思ったからです。そして、この本のことを、まだ誰にも話していない時に期せずして、彼女の仕事の仕方を実際に見る機会が訪れああ、これは、彼女と一緒に、この本の出版をやれというメッセージなのね~とすぐに感じました。考えてみれば、彼女とのつきあいはけっこう長いのにまさに今回のペルーへの旅の前後に、彼女の方から私のレイキのHPの英語の部分やテキストの修正をやってくれると申し出てくれたのも、何だかすごいタイミングだなあと♪(これまで、私のレイキのクラスを受けにこらえる方のほとんどは日本人なので、英語版テキストはかなり適当な英語で作ってしまっていました)もちろん、テキストの修正はかなりの量があるので彼女には、お礼として、キネシ10回無料ぐらいやらなければと思っていますがということで、彼女に相談したところ、2つ返事で引き受けてくださってしかも、二人で一緒に訳していたら時間がかかるからということで彼女が訳者として、ほぼ全部を訳し、私はその日本語を修正して監修者という形をとることに決まったのですつまり、私が最初に考えていたのとは、全く逆。でも、私の負担はずっと減ります。また、私は、いつか自分の本は書きたいな~とは思っていますが訳者としての実績は必要ないですしこの本を出版することによってペルーやピサックとのつながりができたり、ヒーリングをやっていく上での何らかのプラスがあればそれでいいと思っていたので彼女に訳を任せるのが、一番いい方法だと感じました。さすが、彼女は仕事も早く、私が何日もかかって訳した序文を1日で訳してしまいました。やっぱりどんなことでも、そのことが本当に好きでないとやれませんね~。特に翻訳という作業は、英語が好きな人であっても、かなり苦しい作業なんだそう。もともと英語が好きとは言えない私にとってはさらにとても荷が重い作業になったことでしょう。なので、一気に肩の荷が降りた感じです~~やはり、今回、直感に従って、ダイアンと話したこともよかったしそしてまた、直感に従って、友人に話してみて、彼女に翻訳を任せたこともよかったなあと。(直感というより、これは宇宙の流れというべきものかもしれませんが)すべては、落ち着くところに落ち着いた感じです。もちろん、好きなことを仕事にしても、大変なことはたくさん起こりますがでも、本当にそれが好きだったら、その大変なことも、それほど大変だと感じることなくやっていくことができますよね。レイキやキネシの仕事やするのに気が重いと感じたことは一度もありませんからやはりその人に天から与えられたこと、やるべきことというのはその人がわくわくすること、好きなことだなあとこれからも、その時、その時に感じることを大切にしながら私がやるべきこと、私が本当に好きだと感じることだけをやっていくことにします~@Pisaq, Peru