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カテゴリ:映画は行
『花とアリス』2004年 日本 135分
鈴木杏 蒼井優 郭智博 君、だれ? あらすじ: おてんば娘アリスと、一見おとなしい少女ハナ。中学卒業を控えた2人は同じバレエ教室に通う親友。ハナは高校生の宮本に秘かな想いを寄せていた。宮本を尾行し隠れて写真を撮りまくるハナ。やがて彼女とアリスは宮本と同じ高校へ進学し、ハナは宮本と同じ落研に入部する。“寿限無”の完全制覇に余念がない宮本は、ある日いつものように歩きながら落語の本を読んでいると、シャッターに頭をぶつけ転倒してしまう。後をつけていたハナは慌てて駆け寄るが、宮本が記憶喪失らしいと知ると、とっさに恋人のフリをしてしまう。一方、アリスは街でタレント事務所にスカウトされるのだが…。 かんそう:今、旬の蒼井優ちゃんが出ている映画です。鈴木杏ちゃんも素晴らしいですけどね^^蒼井優ちゃんの映画って初めて見た気がします。(ドラマでは何回か見てますけど) 岩井俊二監督の作品は『Loveletter』『四月物語』を見て今作で3本目です。あのホワホワ~とした世界観が好きです。この作品でもホワホワ感は満載ですよ。 この映画は、色んなお話が混ざっていて一貫性がないとコメントしている方が多かったです。でもそれは好き嫌いの問題かな。私は楽しめましたよ。 好きな男の子が頭を打った瞬間に「あなたは、わたしの彼氏だったのよ?覚えてないの??」といきなり彼女面で話しかける花。そのウソに付き合うことになってしまった親友のアリス。 アリスはスカウトされてオーディションを受けるんだけど、いざというと演技は下手だし、自分の良さとかを上手く出せない。でも親友のウソには上手く付き合っていて、でも最終的にはそのウソはばれちゃうのです。この記憶喪失にさせられる男の子は、“貝砂利水魚”の落語をずっと電車の中でブツブツつぶやくような子で、どこに魅力があるのかサッパリ分からないんだけど、花ちゃんは好きになってしまうのですよ。 この作品では、二人がバレエを習うシーンも多くって、バレエの先生は木村多江さんが演じています。木村さんにしては珍しくニコヤカなバレエの先生役でした。 終盤アリスのバレエシーンがあります。スローの映像でバレエを踊る優ちゃんが可愛いです。 相田翔子、平泉成、阿部寛なんかが脇役で出ています。クレジットは出ていると思うけど一瞬の出演者が結構豪華ですよ。虻ちゃんとか、ルー大柴とか他たくさん。 135分は少し長めに感じたけれど、クスクス笑えるほんわか青春ロマンスムービーでした。 オススメ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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