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カテゴリ:映画は行
『薔薇の名前』1986年 仏・伊・西独 132分 CS/シネフィル・イマジカにて
ショーン・コネリー F・マーレイ・エイブラハム クリスチャン・スレイター あらすじ:1327年、ヨーロッパで宗教裁判の嵐が吹きあれている頃、北イタリアのベネディクト修道院に、バスカヴィルのウィリアム(ショーン・コネリー)と見習修道士のアドソ(クリスチャン・スレーター)が重要な会議に出席するために向かっていた。キリストの財産をめぐる教皇派とフランチェスコ修道会とその争いをまとめるための会議であった。荘厳な修道院に着くとすぐ、ウィリアムは、若い修道士が不審な死を遂げたことを知る。修道院長(ミシェル・ロンダール)によれば、死んだ僧は、文書館でさし絵師として働いていたということだった。殺人のにおいがするこの事件の解明を、ウィリアムは頼まれることになった。 かんそう:少し古い感じの洋画が見たいなぁと言ったところ、でも最初この映画を知らなくて、興味がわかなかったけれど知人にオススメされて見ることにしました。 見始めはじっとりした雰囲気に謎めいた気味悪い修道士が沢山で怖い雰囲気でしたけど、話が進んでいくと引き込まれていました。 でも気味悪いメイクと修道士の髪型がザビエルのように頭のてっぺんが剃られていたりで、容姿が似ている人が多く(私はそう感じてしまいました)人物の判別がつかなくて少し混乱・・・。 でも特徴的な人物も多いです。そのため2回繰り返して見てしまいました。2回目には納得。。 中世のヨーロッパこういう時代があったのか~って勉強になりました。魔女狩りや異端裁判、こういう映画はあまり見たことが無いから新鮮でした。 禁断の書のことも勉強になりました。当時は笑いが禁止されていたのですね。図書館・文書庫のあの階段とかも凄かったです。写本も当時は印刷技術がないから丁寧に書かれて挿絵も色とりどりに成されているのがまさに芸術品ですね。 ショーン・コネリーはこの頃にはもう渋さが出ていて、知的な雰囲気と貫禄で存在感がありました。クリスチャン・スレイターはすごく若くって、この修道院に来てから少女と出会い生涯たった1度の恋愛も経験します。 そうそう、その少女のことが“薔薇”を指しているんですね。 殺人事件の謎解きだけではなく、芸術的な物や服装、また修道士の恋、etcいろいろな楽しみ方が出来る映画です。 久しぶりに古い映画でしたけど名作らしいし見て良かったです。 オススメ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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