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カテゴリ:映画は行
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』2008年 米 167分 映画館にて字幕版鑑賞
ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ティルダ・スウィントン あらすじ:1918年、ニューオーリンズ。ある一組のカップルの間に男の子が産まれる。しかし、その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌をしていた。ショックを受けた男は困り果てた末、赤ん坊を老人養護施設に置き去りにしてしまう。そして、施設を営む黒人女性クイニーに拾われた赤ん坊はベンジャミンと名付けられ、献身的に育てられるのだった。成長するにつれ髪が増え、皺が減り、車椅子から立って歩けるようになるなど、普通の人間とは逆に若返っていくベンジャミン。やがて少年期を迎えた彼はある日、施設入居者の孫娘で6歳の少女デイジーと出会う。それは、これから様々な経験を積み壮大な人生を歩んでいくベンジャミンにとって、今後かけがえのない存在となる女性との運命の出逢いだった…。 かんそう:映画館で観て来ました!平日昼間なのでお客さんは10人くらいで静か! ブラピの映画を映画館で見るのは何年振りでしょう。ブラピfanだけど最近全然見てなかったのです。 この映画ではなんだか10回くらいジワジワ泣けてしまった。 ベンジャミンの出産で母親は死んでしまい父親から生まれてすぐに老人のような容姿の醜さから老人ホームに捨てられてしまいます。そこで、黒人のクイニーという女性に拾われるのですが、子供が出来にくい体のクイーニーがすぐに「奇跡の子」と抱えているシーンで先ずポロリ。 始まってすぐポロリと来て、次から次へ目がジワジワ~っと潤んでました。 愛がテーマでしょう。クイニーとベンジャミン。本当の父親とベンジャミン。デイジー(ケイト・ブランシェット)とベンジャミン。ベンジャミンとベンジャミンの娘。それぞれの愛が綴られています。デイジーとベンジャミンの愛はせつないです。相手が若いとき自分は老けている。同じ年齢に感じる時は少なくて、せっかく一緒に慣れたと思っても自分が将来若くなりすぎていくことに相手に負担をかけてしまうからまた別々の生活をする。。 老いた身体で生まれて若返っていくベンジャミン。老人ホームで育つから、周りは老人だらけでベンジャミンを皆受け入れてくれるけど、ホントは外で遊ぶ子供の輪に入りたい。 周りの老人が次々死んで行くのを見て育つベンジャミン。誰にでも死が訪れるのだから、今をどう生きるかという時間の大切さをベンジャミンは感じ生きていく。「運命を受け入れて、どう生きていくか」というのももう一つのテーマでした。ベンジャミンは母親(赤ちゃんを授かることが出来ました)の元を離れベンジャミンは船の仕事をして、船で戦争に向かったり、一人旅ではインドに行ったりします・・・。 ブラピの演技についてはあまり上手いとか下手とか(下手ではないと思うけど)感じたことはなかったけど、これは合成CGもあるけれど、とても演技が良かったです。 ケイト・ブランシェットはどんな役でも素敵です。今回はバレエダンサーのシーンがありますが、吹替えなしなんでしょうか。とても上手でした。年老いたメイクもビックリです。 ブラピの代表作がまた1つ増えました!!やっぱりブラピは素敵だわ。 オススメ度 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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