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テーマ:今日の出来事(292593)
カテゴリ:健康なからだを作ろう!(^.^)
米国を象徴する巨大企業のひとつに、1世紀に渡り自動車産業のトップに
君臨し続けて来たジェネラル・モーターズ社(通称GM社)があります。 まさに20世紀を象徴する巨大企業ですが、そのGMが深刻な経営難に 陥っています。巨大な大型船団であるだけに、一度舵取りを間違えると、 なかなか修正が効きません。 今回、GM社の子会社で米自動車部品最大手のデルファイ社が、米連邦 破産法による破産手続きに入りました。米国にとって、ものすごい衝撃 を与えていることと思います。 第2次世界大戦で日本海軍最大の巨大戦艦ヤマトは、日本軍部の思惑とは 全く異なり、全く活躍することもなく、あっけなく海に散ってしまいました。 圧倒的なパワーで世界に君臨し続けて、世界的なネットワークを構築し、 一大帝国を築いたかに見えたGM社は、まさに今のアメリカの象徴!! 冷戦との闘いにソ連に打ち勝ち、謙虚さを失い、傲慢な態度で走ってきた アメリカは、幾度も幾度も人災、天災に見舞われて、急速に力を失い かけていますね。一度失ったツキはなかなか取り戻すことはできません。 トヨタは静かに世界をリードする企業として、安定した経済力と安定した 経営方針の元に、安定した成長をし続けています。 これからの時代、生き残りをかけて、今まで通りのやり方は通用しなく なりますね。新しいぶどう酒には新しい皮袋を用意しないといけません。 それは企業だけに限ったことではありません。私たち個人にも言えます。 日本企業の7割以上は赤字経営であることを考えれば、いつどこで何が 起こっても不思議ではありません。備え無き者は滅びる時代・・・・・ これからは先見の目を持つことが大事ではないでしょうか? -------------------------------------------------------------------- <米デルファイ>破産法適用を申請 GM悪化で業績落ち込む 【ワシントン木村旬】経営不振に陥っていた米自動車部品最大手のデルファイは8日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨーク連邦地裁に申請した。負債総額は巨額とみられ、米企業としては大型破たんになる。元親会社で最大の顧客の米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の経営悪化で、業績が急激に落ち込んだ。デルファイ破たんで一定の負担を迫られるとみられるGMの経営にも影響しそうだ。 デルファイは99年にGMの部品部門から分離・独立したが、その際に引き継いだ高水準の賃金や福利厚生費が重荷となり、04年は47億ドルの最終赤字に陥った。さらに、GMがガソリン高騰や日本車の攻勢で販売不振に陥り、大幅な減産に踏み切ったため、GMに売上高の半分を依存するデルファイの経営は危機に陥っていた。 デルファイは今年6月、企業再建の専門家として知られるミラー氏を会長兼最高経営責任者(CEO)に迎え、GMに資金支援を要請する一方、組合には大幅賃金カットを提案した。だが、経営が厳しいGMは支援に応じず、組合との交渉も不調に終わった。 デルファイは日本など38カ国に拠点を展開しており、従業員は約18万5000人。 (毎日新聞) - 10月9日3時6分更新 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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