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カテゴリ:本番日誌
この度、2年の沈黙を破り、真の意味でトライアスリートの仲間入りとなった。行って来たよロタ島へ。そう「ロタ・ブルー・トライアスロンBタイプ」。 10年前に激安&ガイド付きツアーに行っただけの、海外旅行初心者マークのムシゴロウにとって、この準備が超難問であった。ただの旅行ではなく、チャリも運ぶんだからね。しかも、飛行機が大嫌い。大体、あんな鉄の塊のようなもんが、空を飛ぶなんてのがナンセンスなんだよ。揚力の原理は理解できるが、理解する事と信じる事は別次元だ。おっと脱線しそうだ。 兎に角、不安な私は、旅立つ数日前から海外旅行大好きな後輩に小学生並の質問をしまくり、スーツケースの中身を何度も何度も出しては並べ再び戻し、忘れ物をした時の事を想像しながらプルプルと振るえながら、旅の準備をした。 バイクケースはエイカーのバイクポーターSサイズ。安くて、軽くて丈夫、というフレコミだったが、バイクを固定する加工をしなければならず、大変面倒だ。丈夫というのも誇大表現で、段ボールよりはマシという程度だ。(ロタ島に着いた時点で一部破損していた。繰り返し使える可能性は低い) 成田への経路を検索。到着駅「成田」で検索すると「成田」「成田空港(鉄道)」「成田国際空港」「京成成田」と複数ヒットした。どれだ~~!再びスーツケースにしまったガイドを出す。「成田 コンチネンタル航空」ググる・・・こんな感じで出発直前でも冷や汗を流した。やっとの思いで成田空港に到着。出発の3時間前w 旅行会社の用意してくれた出発の手順に従って、様々な手続きを終える。搭乗ゲートの前の椅子に座る。不安だ・・・誰もいない。ひょっとして、日付を間違ったのか?いやいや、掲示板には「ロタ行き」とある。心拍数が速くなる。どうしよう。どうしよう・・・。 携帯が鳴る。一緒にレースに出るボスからだ。 ―今どこ? という訳で、海外旅行初心者マークの私は2時間以上、誰もいない薄暗い搭乗ゲートの前で、文庫本片手に待つハメになったのである。前途多難。 レース前日編に続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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