黒髪水晶の羽織紐
不思議呑ん兵衛SHINさんとの商談で入手した黒髪水晶、まずはシックな雰囲気の羽織紐にしてみました^^。着物から際立って見える珊瑚色やアイボリーは他でも見つかるので、敢えてオトナ着物に溶け込む色合いで。仕上がったと言いつつ、こちらは試作です。多少変更しますが使う素材やイメージはこんな感じ。地味ですか?(笑)でもね、たいていのものには馴染みますよ。大島など紬の渋い羽織、細かい紅型や江戸小紋風のもの、ロウケツ染め、男羽織を拝借しちゃうような着こなしにもぴったりです。一方で派手めの銘仙など、モダン系にもよく合うと思います。長さがどうか分らないですが男性にも使っていただけるかも?重さというのは目に見えるもの。水晶の重みが高級感を漂わせ、ちょっといい羽織にも合わせていただけそう。どちらかというと紬やお召し地、シボの高い縮緬など、やはりカサのある生地ですとしっくり落ち着きそうですね。一般的には針水晶、ルチルクォーツと呼ばれる天然石ですが、「黒髪水晶」という中国での呼び方が気に入りました^^。実際、ビーナスの髪とも呼ばれる石のようなので、さしづめ黒は「楊貴妃の髪」ってところでしょうか。やや苦笑してしまったのがパワーストーン・ネタ。一応調べてみたらば。「古来より戦に出る時のような勝負をかけた時に身につけたとされ、忍耐力と勇気、敵に負けない精神力と判断力によって打ち勝つ…」とな。つまり、勝負&ビジネスに強い石なのだそうです。竹蔵龍らしいと言えばらしいのですが、私ったら、もっとロマンチックなものを選べって(笑)。なんせ麻雀牌から始まってしまったのでね、ご勘弁を。女はいつだって勝負よおおっ…と選んでいただければ幸いです。あ、ちなみにもちろん財運にもよいらしいですよ?