黒執事 第1話を見て φ(..)
TBS系列の深夜アニメを見ました。このところアニメは余り見ていないので、楽しみにしていました時代設定は19世紀末~20世紀初頭 ヴィクトリア朝の大英帝国森 薫先生の『エマ』や船戸明里先生の『アンダーザローズ』の世界です。ヴィクトリア朝の道徳感を全面に出していながら、その実 裏に隠された闇の中では、エレファントマンを研究と称して見世物にしたり、ジャック・ザ・リッパーがイーストエンドを闊歩していた時代です。オープニングから力が入りまくりですが、オープニングはアニメ番組の自己紹介だから、まず、作画監督やスタッフが気を使うところです。背景や画面構成・色調も抑えめ・控えめで、その時代らしくて、好感が持てました。『エマ』を制作したTBS系列ですから、期待していたのは、確かですが。もっとも、考証協力に『エマ』の副読本《エマ・ヴィクトリアン・ガイド》を森 薫先生と共著なさった村上リコさんが加わっているのですねさて、執事のセバスチャンも主人公のシエルも、私としては声はピッタリに思えました 残念ながら、CDを聴いていないのですが、今回はそれが幸いしたようです。贅沢を言うなら、タナカ役の藤村俊二さんの台詞が少なくてちょっと寂しいかな?もっとも、原作でも台詞は少ないです。新作アニメは、まず 1~4話まで見てから判断してみたいと思っています。なにしろ 1 回目は作画力を上げるのは、当たり前のことなので。願わくば、原作も最後まで雰囲気や趣きを変えずにダラダラと牛のヨダレにならないように、スッパリ、サッパリ終わらせて欲しいと思います。ガンガン系(スクウェア・エニックス)は最近 そういうことが、かなり多いので( ̄▽ ̄;)TVアニメーション 黒執事 いずれにしてもガンガン(スクウェア・エニックス)の戦略布陣の見える品揃えだと思いませんか?