|
カテゴリ:実家のこと
時間でした。まるで異次元の空間をさ迷っているような不思議な感覚・・・
実家の父が亡くなりました。この夏急激に体力も食欲も無くなり、覚悟はしていました。 でもそれが現実になったとき、私の中に沸き上がってきた気持ちは、今まで味わったことの 無いような空虚な気持ちや、寂しさや悔しさでした。出来るだけ父と過ごす最期の時間を 大切にしたくて、可能な限りは会いに行ったから、後悔はあまりありません。 父が逝った最期の時間も、私と姉が両側に居て手を握ることが出来ました。 母は同じ部屋でずっと父と過ごして居たから、大変だったとは思います。でも充分想いは 伝えられたようです。最期の方は意識も朦朧としていましたけれどね。 危篤状態になったとき、病院か老人ホームの何方で最期を迎えるかの選択を迫られました。 私と母で相談してホームを選びました。延命治療は父も望んで居ませんでしたから。 より自宅に近い形で「暮らす」延長で死を迎えられたと、私は思います。 義父の時である程度経験済みではありますが、あまり悲しむ間もなく死後の色々なことが やって来ます。でも今は充分悲しもうと思います。自分の感情を大切にしたいです。 それが何よりも父への供養になるのかな?と感じています。 小さい頃のこと、学生時代のこと、仕事についてから、結婚してから、子どもを持って からの様々な父との関わりや思い出が、走馬灯のように浮かんでくるのです。楽しい思い出 ばかりではなく辛い悲しい思い出もあります。でもどれも私にとっては大切な思い出です。 葬儀のとき、夫も息子も娘も義母も、私の力になって支えてくれました。そしてワンコも~ この家族で居られて良かったなと心から思いました。そして子どもたちの成長を感じました 姉とも母とも、久しぶりにお会いした従兄弟たちとも、強い絆を感じました。 それを感じられただけでも、父が亡くなった意味があるように思います。 「人間万事塞翁が馬」は亡くなった義父の座右の銘ですが、まさにそうなんでしょうね。 そして人間は一人じゃない。それを子どもたちにも伝え続けていきたいなあと思います。 長らくご無沙汰していた日記ですが、またボツボツと書いていこうと思っています。 自分の様々な気持ちの整理のようになるかもしれませんけれど・・・ 最後まで読んでいただいてありがとうございました。 デュランタ宝塚。大好きなお花です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.19 22:52:51
コメント(0) | コメントを書く
[実家のこと] カテゴリの最新記事
|