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カテゴリ:映画の話 『ナ行』
印象としては“感動巨編”でしたが、わりと“ドラマ”な感じで、ファンタジーの製作現場の裏側にある“プチ・ファンタジー”としてイメージで作られてるような気がしました。
ですから、仰々しい音楽や、ドラマティックな展開は最小限度に控えて、より人間らしさを描いている作品だと思います。文学的って言うの?こういうの(エヘ) 監督は、マーク・フォースター。ハリー・ベリーとビリー・ボブ・ソーントンの『チョコレート』の監督ですね。…ははぁ~ん、なんかそんな感じもする(ニヤリ) 主演は、世界の女性を虜にする最もオスカーに近いチョコレート工場長 ジョニー・デップ 共演に、情の深い女からカラッとした女まで幅広い表現力 ケイト・ウィンスレット チョコレート工場に迷い込み、今度はピーターパンのモデル(アハ) フレディ・ハイモア君 元・フック船長で、今度は舞台・ピーターパンの興行主 ダスティン・ホフマン ロンドンの演劇界で有名な作家ジェームズ。新作舞台のお披露目でのあまりの不評ぶりに落胆の色は隠せない。どこか冷たい妻との会話もそこそこに日課の散歩に向かう。 公園のベンチに腰かけていると、そのベンチの下に寝転がる少年ピーター。その特異な感性に興味を持つジェームズは、その母親で若くして未亡人となった女性、ピーターの兄弟たちとすぐさま打ち解ける。 社交界に興味を持つ妻は、その未亡人と子供達、そして社交界では一目置かれる存在のその母親をディナーに誘うことを提案するが、思惑は空回り、夫と未亡人一家の仲の良さを知らしめ、社交界はおろか、母親からうとましくさえ思われてしまう。 ジェームズと一家が心を通わせるに従い妻の心は離れるばかり。それでも一向に改善されるどころか余計にこの一家を気遣い計らうジェームズ。そして、この交流を新作へとオーバーラップさせてゆく。 つまり、『ネバーランドはどこにあるか?』って映画です。 3ションペン 2デンゼル 3デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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