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カテゴリ:映画の話 『ヤラワ行』
レイ・チャールズ本人と監督とで、長年にわたり構想を練って、彼の全面協力の下に作られた映画でありますが、惜しくもこの映画の完成を見る事無く他界してしまった彼の自伝的映画でございます。
監督は、テイラー・ハックフォード。音楽にはもちろん、レイ・チャールズの貴重な音源も使われております。 主演は、完璧にレイチャールズを演じきったオスカー俳優 ジェイミー・フォックス ここで、レイ・チャールズにも触れておかないといけないんですが、ボクもそんなに知らないんですよね(エヘ)霊長類最強歌手・和田アキ子御大が『最も素晴らしい歌手』だとリスペクトしまくりだってことぐらい。 初めて彼を知ったのは映画『ブルース・ブラザーズ』で“楽器屋の主人”を演じた姿でした。店の楽器を盗もうとした少年にショットガンを撃つシーンが好きで(アハ)もちろん、そのあとの『シェイク・ア・テイル・フェザー』のシーンも好きですが…あ~また観たいな(エヘ) で、この作品。ジョージア州の絵に描いたように貧しい家に生まれ、母と弟と三人で慎ましく暮らすレイ・チャールズ・ロビンソン少年。音楽と出会い、盲目というハンディキャップをものともせず、しがないバンドマンからソウルの神様とまで言われるようになった彼の生涯を綴っていきます。 バンドの成功からレコード会社との契約。そこで待っていたのは『ナット・キング・コールの真似じゃ売れない』という厳しい言葉。彼は、自身のルーツでもある、ゴスペルをブルースと融合して新しいスタイルの音楽を創造していく。 バンドは大成功を収めるも、幼少期の悲しい出来事が度々フラッシュバックし、その苦しみから抜け出すため薬物へ依存してしまう…。 華々しさの裏にある苦悩。一人の偉大な歌手の人生を丁寧に綴った作品でございます。 3ションペン 2デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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