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カテゴリ:映画の話 『ヤラワ行』
『シックス・センス』で受けた衝撃が大きい人ほど、シャマラン監督の後の作品が駄作だと評価するが、一つ一つ観てみるとどれも“同じテーマは無い”のです。
ファンタジーを描かせたらスゴイ監督、サスペンスを描かせれば、ドラマ、SF、歴史、スリラー、それぞれにそれぞれの得意分野の監督はいるが、このシャマラン監督は、異常なほど守備範囲が広い。 そんなマルチな監督の描く『ファンタジー』は、まるで、実際に人間の見えないものをつぶさに見ているんじゃないか?と思うほど、奇想天外で、やさしさにあふれた作品に仕上がっている。 主演は、やっぱり本当にこんな人なんじゃないかと思っちゃう ポール・ジアマッティー 共演に、ミステリアスな役どころがストライクゾーン(アハ) ブライス・ダラス・ハワード 内容は、とある大きなアパートの管理人クリーブランド。廊下の掃除をしたり、電球を交換したり、住人の苦情に対応したりと、ひとり静かに暮らしている。 『夜になるとプールで音がする』と苦情を受け、誰かのいたずらだと思っていたある夜、その正体を目撃してしまう。 彼女は自らを“ストーリー”と名乗り、大切な目的があってここへ来たことを告げる。それ以外は何の手がかりも無いが、翌日、韓国人女子大生から幼いときに聞いたとある『おとぎ話』について聞かされる。 それは『ナーフ』と呼ばれる妖精の物語で、彼女と出会う人の身には、ことごとく不思議なことが起きる。 彼女は『器』と呼ばれる人間にある予言を与え、元の世界に戻る。人間界に出てきたナーフを付け狙う邪悪な存在、その邪悪な存在を闇に葬る存在がいるが、『ヒーラー』『ギルド』『預言者』…さまざまな役割を持つ人間の協力を得ることでしか、元の世界に戻れない。 果たして、彼はストーリーを無事、元の世界に戻せるのか? やっぱり人間は失敗する生き物なんだなぁ…って映画です(ニヤリ)大好きです、この映画!(キラリ☆) 4ションペン 3デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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