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テーマ:特撮について喋ろう♪(4729)
カテゴリ:特撮・感想
第50話「それぞれの死闘」
あらすじ…… 束の間の平和のとき、竜は雷太やアコと共に、ボートに乗って楽しげに笑っていた。 しかし岸辺からその様子を見ていた凱は竜の妙に明るい様子に、いらだちを隠せない。 その竜は基地では、ジェットストライカーの改組座鵜を行っている。だがボートでの明るい様子とは逆にその表示用は思い詰めていた。そしてリエの写真を見て、彼は本当の感情を爆発させる。 一方司令室では、アコがコーヒーを入れてみんなに配っていた。しかしそこに雷太が慌ててやってくる。その手には竜からの手紙があった。竜はリエの仇を討つために、ジェットマンを脱退すると書いてあったのだ。今の自分には地球のために戦うことができないからと。 凱たちは慌ててあとを追う。 バイロックに一人残ったラディゲは、竜の気配を感じ取り、立ち上がる。 リエがラディゲに一太刀浴びせたその場所に来た竜は、リエが残した自分の剣を手に取る。そこにラディゲが現れ戦いとなる。 一方、凱たちの前にはグレイが立ちはだかっていた。 凱は香たちを竜の援護にいくように指示すると、グレイと対峙する。 戦いたくないという凱に、グレイは自分は戦士だと告げ、二人は戦う。 ラディゲと対決する竜は、彼を押さえ込むと、自動制御に改良したジェットストライカーで狙いを定める。竜はラディゲと共に死ぬつもりだった。しかしラディゲの攻撃により、ジェットストライカーが破壊されてしまう。 窮地に陥る竜の前に香たちが助けに来るのだが、竜は彼らの援軍を拒む。 しかしラディゲの攻撃にさらされた竜をかばい、香が負傷する。 小田切長官の命令で竜はアコたちが戦っている間に香をつれて退却する。 小屋の中で香の手当をする竜。香は竜に今のあなたを見たらリエさんは悲しむと告げる。リエが愛していたのは、戦士の竜のだと。 香はいつの間にかリエに変わり、リエは彼に再び戦士の心を取り戻させる。リエを抱きしめる竜。だがそれは香だった。励ましていたのは香だったのだ。 その頃、凱はグレイと死闘を繰り広げていた。マスクは破壊され、顔がのぞけるほどのダメージを追う凱。同時にグレイも片腕を失っていた。激しい戦いの末、凱がかろうじてグレイを倒す。 グレイは凱に立ち去るように告げる。死に際を見られたくないと。そして葉巻を手にするグレイ。凱はその葉巻に自分のライターで火をつけると、きびすを返して去っていく。 グレイは葉巻を吸いながら、マリアがピアノを弾いていた姿を思い返し、静かに死んでいく。 ラディゲに苦戦するアコと雷太。だがそこに戦士の心を取り戻した竜が現れる。そしてグレイとの死闘を終えた凱にやってくる。全員でジェットマンに変身した彼らは、ジェットマンの真の力でグレイを倒す。 だがグレイもまた己の身力を見せるように、ラゲムに変身するのだった。 感想…… ボートに乗って笑ってている竜と、それを苦虫をかみつぶしたような顔で見ている凱。その二人の対比が、とても印象的だった。凱はなんだかんだといいながらも、竜のことを心配しているのがよくわかるシーンだった。 竜の情けない姿が、リエと恋人同士だったときも、リエの尻に敷かれていたんだろうなと思えて少し笑えた。 リエがいてこその竜と言うのが、この回でもあらわになっているし。 彼を最後に戦士として立ち直らせたのが、リエと香の想いというのが、今までのことを考えてると納得。 また凱とグレイの関係も、好敵手という感じがふさわしいし、そしてとてもかっこがいい。 死に際を見せたくないグレイを理解する凱が、最後に葉巻に火をつけるシーンもグッと来た。 そして次回は最終回。どんな感じで終わるのか、楽しみ。内容はわかってはいるけど、全体を見終わった後の感想はやはり違うと思うから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.19 22:24:01
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