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カテゴリ:文学
君には返る場所って ある?
安楽な愉楽の場って ある? もし あるとすれば どこか 懐かしい空間になるはずだ 時間をさかのぼり 恐らく君を責める人のいない ゆるやかな許容の場に違いない それは 自己批判も自己対峙も 自己責任も問われない仮構の場のはずだ ふと 気が付くと母の貌が見えない ふと振り向くと 父の貌が消えている 愉楽とは問われるべき負の出生に潜んでいる 許容のはずの 不問なのかもしれない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月11日 17時59分53秒
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