|
カテゴリ:情況論
ホームヘルパーの女性が、担当のお年寄りを殺した。 こんなショッキングな試験が起きるとは。一瞬、体が凍り付きました。孤独な老人のためのサポートが、ホームヘルパーの仕事。現在、日本には一人暮らしのお年寄りが40万人もいると言われています。今後、高齢化社会から、高齢社会へと世界規模で、大きな転換点を迎えていく時代を前にして、介護制度や社会福祉制度は、ますますその重要さを増してくるのは分かっています。
ホームヘルパーは、一人暮らしのお年寄りのケアのため、掃除、洗濯、買い物からゴミ出し、入浴介助から料理まで、暮らしを根底で支える家族同然の仕事で、今後もっとも重要かつ需要の高い業務です。 そのホームヘルパーになるには筆禍試験試験を受け、派遣会社などに所属し、孤独な老人を物心両面で支えていくケアが求められます。 なんと、そのホームヘルパーが、お年寄りのお金をねらい、肉親同然の業務が高じて金の斟酌から窃盗、ついには担当のお年寄りを殺害するまでに至った。 もし、これが氷山の一角で、そんなお年寄りとの親密な関係を持つヘルパーが、そのお年寄りの金品を盗み、着服し、預金を引き出したり年金を無断で下ろしたり、巧いことを言い、お金を預かって管理し着服する。あるいは、虐待まがいのことをする。それは、あり得ることになる。 つまり、この事件はこれからの高齢社会にお切り売る、もっとも恐ろしく、しかも現実的で危険をはらむ事件です。このように事件を再発させないために、徹底したヘルパー教育と管理システム、またダブルチェックを機構化する等の第三者監視体勢を緊急に確立することが求められる。 これは、とても危険な事態を象徴しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月11日 20時43分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[情況論] カテゴリの最新記事
|