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カテゴリ:情況論
今回の携帯電話番号を、他社に移してもそのまま変更せずに持ち込めるという
番号ポータビィリティー制度に乗じて、各社の新規会員獲得合戦が起きた。一度加入すれば自社に利益が大きく流れ込むこともあり、既存利用者の移動は業界にも大きなメリットを生み出すことは間違いない制度。各社とも、既存会員を失わずに、いかにして大きく新規会員を獲得するかで、切磋琢磨した。 そこで、VODAFONEからSOFTBANKへと経営移譲した、私も加入利用しているこの会社の孫社長の経営力のお手並み拝見の好機だった。 さっそく行きつけのSOFTBANKに電話を入れた。 通話料0円の真偽を問い合わせてみた。(11月) 通話料0円は新規加入者が対象だ。← まあ、理解できる。 ずっと0円では既存の利用者が不満だが。。←来年1月までとのこと。なるほど。 しかしそれはきちんと説明しないと公正取引法違反ではないか。詐欺だ。 その後、矢継ぎ早に新規のアイデアが本部から出されたようで、販売店に周知徹底していないことが判明。経営陣の独断専行。これは、経営の基本からしてお粗末。モラルやルールが経営戦略とはいえ、行き当たりばったりで深読みのない経営力理解できた。それに振り回された代理店、販売員、それ以上に混乱と困惑を深めた消費者。AUの一人勝ちの項かとは、このSOFTBANKのいい加減なやりかた、嘘で騙すような手口を利用者は分かったからだと言えよう。彼らのだましのテクニックより、消費者の方がはるかに賢く、孫社長が消費者を見くびった事による。 その後、相変わらず「通話料0円「の大宣伝。しかし、SOFABANK相互のみであり、基本料金は2880円がかかる。また、ワンセグのテレビ携帯も0円と表記して、今店頭で販売しているが、これも嘘。実際は携帯電話を分割で購入する仕掛けになっている。この違法性のある宣伝方法について、各社が問題にしているが、SOFTBANKの悪しき部分が見えた気がする。信用を高めるどころか、逆にこの好機に信頼を失墜したことを、彼らはきっと気づいてはいない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月15日 17時26分21秒
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