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カテゴリ:情況論
◎フジテレビの生活情報番組『発掘!あるある大辞典2』が
1月7日の放送で紹介した納豆のダイエット効果に、 データのねつ造がみつかった問題。 すでに番組を制作した関西テレビとフジテレビには、 2800件を超える意見や苦情が寄せられているという。 ○きのうの放送は休止。 本来、番組が始まる午後9時から、5分間、「おわび放送」を行いました。 関西テレビのの男性アナウンサーがねつ造の経緯や内容を説明し、 頭を下げて謝罪しています。 「納豆でヤセる黄金法則」として、 「1日2パック食べる」「朝晩食べる」「よく混ぜて20分放置する」 などと紹介。 ○この放送直後から、納豆が売り切れる店が続出。 納豆の商品が、なかなか手に入らない状態が続きました。 これを受けて、メーカーは増産体制をとり、 会社によっては、通常の1・5倍以上の注文が入ったということです。 ○土曜日、制作した関西テレビは「事実と異なる点があった」と発表。 ・被疑者がやせた写真は別人のもの ・アメリカの大学教授の発言を一部ねつ造 ・正常値になったとした中性脂肪については測定せず など6カ所で「ねつ造」があったことを発表しました。 ○今回、ねつ造が発覚したことで、 大生産地の茨城県水戸市のメーカーには、発注取り消しの電話が次々に。 増産体制をとっていたメーカーは「廃棄処分もありえる」とため息。 番組の製作は下請け業者が作るという。ありもしない酵素や事実を完全に変えて嘘の情報に作り替え、またしっかりとした調査もなく、製作したという。信じがたい悪質でレベルの低い製作姿勢だと言わざるを得ない。こくな低級な人間が作ること自体がどうかしている。倫理観も麻痺し、報道がどれだけの社会的責任があるかを分からないプロデューサーも、また製作チームも視聴者をよくもバカにしたものだと思う。信じた自分もアホなのだろうか。納豆業者の皆さんも、被害があれば損害賠償請求すべきですよ。結論をうやむやにせず、それこそメディアを使い、情報公開とその後始末の経緯や結果をきちんとすべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月31日 00時01分26秒
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