バーコードバトラー
小学生のときって必ず何か対戦するゲームなりカードなりが流行った。ひと昔前はポケモンや遊戯王、今絶頂なのがムシキングなるものだと思うが90年代初頭は、バーコードによって対戦するゲームがあったと記憶している。それが名前の通り「バーコードバトラー」。バーコードによってキャラの強さが決まる。バーコードバトラーの面白いところは、自分のバーコードを初めて機械にかけるときに強さが未知数なことだ。その辺の商品についているバーコードなら何でも使えるので今切り取ったバーコードが使えるパワーなのかどうか、やってみなきゃわからない。バーコードの持ち主(?)である、本来の商品にちなんで、自分でキャラクターを考えるのが私は好きだった。ラーメンのバーコードならラーメンマン、みたいなのを考えるのだ。(ラーメンマンは安易過ぎる上、同名のキャラがいるので多分もっと凝ったネーミングをつけたと思う)バーコードバトラーは初号機よりも、二号機の「バーコードバトラー2」でブレイクした。2の方が、色がブラックでかっこよかったからだと思う。友人が持っていたのも二号機だった。ただ、この友人とは特にすごい親しいという間柄ではなかったので、私がバーコードバトラーに触れた機会は2,3回である。実際遊ぶ機会は少なかったが、私が小さいときは創作でキャラクターを考えて描いたり、物語をつくるのが好きだったので、そういう点でバーコードバトラーは大変いい刺激になったのである。この手の流行は必ず「小学1年生」等の雑誌にマンガ連載されていた。そこでは主人公(小学生)、ちょっと悪そうなエリート小学生がバーコードバトラーの大会で競うという非常にわかりやすい物語が繰り広げられていた。当然、エリートの方はものすごい強いバーコードをたくさん持っている。対する主人公は日用品で得られたバーコードばかりを持っている。この二人がバーコードバトラーの大会で激突。私はこの話を単発で読んだので、続きは知らないが、当然主人公が勝ったことが予想される。バーコードバトラーは今で言うムシキングだろう。対戦型って世代は変わっても、なんとなくみんな好きなんだなあと思う。バーコードバトラー、結構おもしろかったから、買っておけばよかったと今思う。今、対戦型ゲームにはまっていて、買おうかどうしようか迷っている人はぜひ買ってください。そのほうが後で後悔しないです!そして何年後かに必ずレトロ風味を味わえます!そして私のようにネタにしてください(笑)。