日本アカデミー賞
年に一度のお楽しみ、日本アカデミー賞の発表が昨日ありました。テレビで毎年見てますが、去年はシン・ゴジラ旋風があったので、なんだかんだで盛り上がりました。今年はといえば、どうも邦画でこれと言ったヒット作は思い当たらず。いろいろ紹介されても、全然聞き覚えもないし、最優秀に選ばれた方の作品もどれも見ていなくて、やっぱり2016年が大ヒット作が多かっただけに、2017年はそこまで明確な大ヒット作は生まれなかったのでしょうかね。そのおかげか、昨日見てて一番おもしろかったのは、監督賞のプレゼンター、昨年の最優秀監督賞の樋口真嗣さんでしたが、ものすごく緊張してらっしゃったようで、手の震えがすごかったところ。しかも、「最優秀監督賞は!」と一回言った後に小さい声でもう一回「監督賞は」とつぶやいてさらに封筒を「開けづらくて」とか、しなくてもいい言い訳を挟んでる(笑)。おもしろかったっていうのは、決して馬鹿にしてるんじゃなくて、そこに樋口さんの人柄が垣間見えて、おもしろかったということです。あのような場でテンパっちゃうのが普通の人ですよね。たぶん「開けづらくて」とか、照れ隠しというかね。変に堂々と大御所みたいにしてないところが、樋口さんという人がにじみ出ててほっこりしました。いつかちゃんとご挨拶したいなあ。お見掛けしたり、こっちが一方的に見知っているだけですから…。一応昨日見たハイライトはそこでした。あとは、普通に終わっていった昨日のアカデミーでした。私が言っても何の意味もないでしょうけど、受賞された方おめでとうございました。特に最優秀に選ばれた方は来年プレゼンターとしてまた出演される日を楽しみにしております!