Demi-Pointe～ドゥミ・ポアント～

うちのお姉は、私に似ず、超～～～～～目が悪いのです。
ずっと、眼鏡で我慢させていたのですが、ここ、1年ほど前から、
「コンタクト～～～」という言葉を連呼されていました。

でも、彼女に即「はい、はい」と
洋服を買うように許可できない問題がたくさんありました。

まず、お姉は、赤ちゃんの頃からなのですが、寝るのが大好きな子で、
乳児の頃、ミルクの時間にも起きないでひたすら寝る子でした。
育児的には、本当に楽をさせてもらったと思うのですが、
幾度も
「死んでるんちゃうかな～～」
と呼吸しているかどうかを確かめるほどよく寝る子でした。

今でもそのなごりがあり、眠たい時は
たとえ、富士山の山頂でも寝る事のできる人なので、
コンタクトをつけたまま寝てしまうという危険性が、とてもあります。

次に、根が男らしく、おおざっぱで、何事もやりっ放しにしてしまう性格です。
今でこそ、かなり、部屋の掃除をするようになり、人間らしい部屋にはなりましたが、
少し前などは、どこぞのジャングルかと思うような部屋で、
教科書をまきちらししていました。
でも本人は、その状態が落ち着くようですが…。
そんな、横着な状態で、コンタクトの管理がきっちりできるかということが心配でした。

あと、これが、一番心配なのですが、うちの主人には、少し目の病気を持っています。
パパとよく似ているお姉にその病気がいつでてくるかわからないのです。
遺伝するかどうかも、今の医学では、解明されてないようで…。
あまり、目を、痛めたり刺激するようなことは、極力さけたかったのですが…

年頃の娘には、眼鏡が本当に嫌なようで、
「絶対、つけたまま寝たり、管理をおこたったりしないから～」
と頼まれて昨日、買いに行きました。

コンタクトには、ハードとソフトがあって、ハードの方が危険性が少ないという
説明を受けました。
でも、慣れるのが大変らいしことお聞きしました。

「もし、ハードがだめやったら、ソフトは絶対許されへんから、あきらめてね。」
といっておきました。

眼科にいって処方してもらい、付け方や、外し方の仕方を教えてもらっていたみたいです。

しかし、かなり、四苦八苦していたみたいです。
付け方に関しては、1回で、できたみたいですが、
はずすのが、なかなかできないみたいで
これからの練習がかなり、必要のようです。

でも、いまのコンタクトすごくよくなっているみたいで、
ハードでも、かなり、やわらかくなっていました。

お姉といえば、超ご機嫌で、ケロピーのバレエのお迎えにいかないといけないので、
コンタクト買った場所に1時間も待たしていたのに、
「大丈夫だよ～。
でね、最初とっても違和感あったんやけど、
だいぶ、なれてきたよ。
お医者さんが、ハード大変やけど、なれたら、ソフトより
全然いいので、がんばろうねっていってくれた～」

等々、うんぬんかんぬん…。

あんな、めんどくさいのが、そんなにうれしいんや～と
目だけのいい私は、すごく、不思議に思ったのですが、
本当に、眼鏡が、嫌～～という気持ち
あまり理解していなかったように思います。

本当に自分のものにできるかは、これからの管理と、
つけ外しがちゃんとできるかにかかっているので
がんばれ～～～。お姉～～～。