Demi-Pointe～ドゥミ・ポアント～

土曜日にお迎えの時、
「ケロピーちゃんのお母さん～。
ちょっと、お話が～(*^-^)ﾆｺ」

とコーチから。呼び止められた。。
私は内心ドキッ…。
「いよいよ、きたかな？…」

予感は的中して、コーチから、
コ　「そろそろ、団体の衣装、お母さん達にお願いしたいのですが…』

私　「だ、だ、団体の衣装ですね(;^_^A ｱｾｱｾ･･･
　　　モチーフの指示頂いたら、わ、わ、私でも、なんとか…」

コ「？？？　お母さん～。一からですよ～o(*^▽^*)o~♪」

私「一からと言うと…。まさか…。。┛)"0"(┗ ｵｰﾏｲｺﾞｰｯﾄﾞ!!」

コ「布から、お願いしますね」

その言葉を聞いて、思わず倒れそうになりました。

私は、自慢じゃないですが、ぞうきんでさえ、
まっすぐに縫えないほどの
家庭科、不得意な女なのです。
新体操母にあるまじき、
できれば、スパン付けも、しないで、すむならすませたい～。
針と糸を見ると、吐き気をもよおすほど、大の大の、裁縫嫌いです。
うちの母は、和裁が得意で、着物でも、ささっと縫えてしまう人で、
恥ずかしながら、学校の授業のエプロン、パジャマ等々の課題は
すべて、母にしてもらったのです。
（私の家庭科の先生達、申し訳ありません）

今まで、新体操関係の、応援用サブバック、フープ入れ、こん棒等等

すべて

「おば～ちゃ～～～ん。助けて～～～(^人^)ｵ･ﾈ･ｶﾞ･ｲ」
とお願いし、裁縫の好きな母を利用し、ずっと、避けて通ってきたのに…。
ジュニア最後に団体の衣装がまっていたなんて…。。。

今までは、個人だったので、団体の衣装作成は、ずっと、他人事だったのですが
今回は、団体の衣装、
5人のデザインを揃える為に、いつも、
団体のお姉さんのお母さんが、体育館控室にこもられて、
作られていたような記憶があります。

まさか、その中におばあちゃんをいれるなんて、あまりに、申し訳なくてできない…。

最後の手段、

母「あの～、どこかに衣装作成するということは、
　　無理でしょうね～(;^_^A ｱｾｱｾ･･･
　　ハハハ～…」

コーチ明るく
「お母さん～、5着で、よそで、頼むと
○○万かかりますよ～～～。。」

母「`s(・'・;) エートォ...
　　命がけで、がんばります…」

という事で、昨日から、団体衣装の制作がはじまりました。


さいわい、団体メンバーの中にSちゃん母というとても、裁縫の得意な方がいてて、
その方が、色々、指示してもらえました。

型紙をとって、布にあて、

S母「布の伸びの方向に気をつけてね」

私「布の、伸び…。」

そんな事もしりませんでした～。

S母の手際は、まるで、魔法のようで、

「こうやって、こうやるのよ～」
といいながら、ささっと、前みごろの裏生地が出来上がりました～。

同じ人間なのにね～～。この差は何？？？

学生時代もっと、まじめに、家庭科しておけば、よかった～。
今頃、後悔しても遅いのですが…。

母たちは、衣装がんばるので、
子どもたち、演技、心してがんばれ～～。

人間やってできないことは、ないはず…、
（きっと、ないよね…。。）