最近、”ナイスの法則”という本を読みました。リンダさんの書いた本です。この人は、アメリカで急成長している広告代理店の社長さんです。どんなCMをつくっているかと言うと日本では、アヒルの登場する保険会社のCMでおなじみのアレです。本の内容はというと、おおきなパイがあったときは、一人で食べてしまうと食べ過ぎて具合が悪くなるので、ちょっとだけたべて、あとは、ほかの人に分ければいいという感じの話です。もっと具体的に話すと、離婚率の高いアメリカにおいて調査した結果、ひかえめで感じのいい人の離婚率は、一般の人の半分しかないのだそうです。また、訴訟を起こされ事のないお医者さんは、二回以上訴訟を起こされたことがある医者より患者との対話時間が平均で3分間長かったそうです。一番面白かったのは、ワッフルコーンのソフトクリーム誕生の話です。万博会場でワッフル屋とソフトクリーム屋が営業していたそうです。ワッフル屋のハムウィさんは、となりのソフトクリーム屋が、売れすぎてソフトをいれる容器を切らしているのを見つけたそうです。それを見たハムウィさんは、隣は”もう商売できないから、うちが一人勝ちだ”とは考えませんでした。
ハムウィさんは、ふと思いついたそうです。ワッフルを薄く焼いて、三角すいのワッフルコーンをつくりソフトクリームを入れる容器を作れば、まだまだソフトクリーム屋さんは営業を続けることができると。その後、このコラボソフトは、全世界中で売られることなり、ハムウィさんは、事業家として大成功されたとの事でした。まったく気持ちのいい話です!
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Last updated
2007.12.15 10:10:17
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