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カテゴリ:歴史
むかし、小泉さんの内閣で、田中真紀子さんが外務大臣になった時があった。
田中さんと外務省の、ごたごたがあった時、 小泉さんは、田中さんに一冊の本をプレゼントする。 その本の作者の名前は、”佐藤一斎” 本をもらった彼女は、 ”こんな江戸時代のカビの生えた話など要らないわよ”と言ったらしい。 プレゼントされた本の名前は”重職心得箇条”という おそらく、田中さんは、”佐藤一斎”のことも”言志四録”のことも知らなかったのだろう。 ”言志四録”を少しでも読んでいれば、彼女の人生も、 かわっていたように思う。。。 ”佐藤一斎”、どんな人かと言うと この人がいなかったら、明治維新は無かった。とまで言われている人。 なぜなら、佐久間象山、横井小楠、山田方谷は、彼の弟子であり 佐久間象山の弟子が、吉田松陰であり、その弟子が、高杉晋作であり、 日本の初代内閣総理大臣の伊藤博文だったのだから。 あの、西郷隆盛も座右の本として愛読していたらしい。 それだけの本を、田中さんは”カビの生えた本”だと言ってしまったのだ。 むかし、中学生のころ、三国志の諸葛亮孔明の大ファンでした。 孔明が、懸命に崩れかかる、自国と二代目皇帝を支えるのですが 二代目皇帝は、ちょっとぼんぼん。 孔明は、二代目に言います。 せめて、この本だけでも読んでください。。。といって”史記”をすすめます。 結局、彼は読書よりも、お酒が好きで国を滅ぼします。 国を作る時には、大勢の人の命と沢山の時間が犠牲になります。 しかし、滅びる時はじつにあっけないものです。 私は、諸葛亮孔明の大ファンでしたので、きっとこの人がすすめるのだから いい本なのだろう。と思い買って読みました。 お蔭様で、今も大過なく過ごさせて頂いております。 朝から、かたい話ですいません。 たまたま、昨日、立ち寄った本屋さんに”言志四録”があったものですから。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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