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カテゴリ:グットな人
アメリカ航空宇宙局の話では、エモーショナルな人間は、宇宙飛行士にはなれないという。
エモーショナルとは、日本語にすると、”感情的な”という意味になる。 これは、”うれしい!”という肯定的な感情ではなく、”イライラする””腹立つ” ”嫉妬する”などの否定的な感情を指します。 したがって、”キレソウ”などという単語を発したものは、 その瞬間、一発不合格になります。お疲れ様、ということです。 NASAの宇宙飛行士候補生は、毎日2時間、トラブル解決の訓練を、地道にコツコツ 2年間行う。耐熱タイルがはがれたとか、エンジンが止まったとか。。。 我慢強い人でも、1000時間を越えたあたりから、 その人の持つ、本質的な性格がどうしても出てくるそうだ。 元々、短気だったり、神経質だったり。。。 そういった人たちは、だいたい1500時間の訓練の途中で、 つい、うっかり感情的な言葉を発してしまうそうだ。 すると、指導教官が、”あなたは、もう帰っていいよ”と言うそうです。 では、はれて宇宙飛行士に選抜された人々は、 元々、”エモーショナル”を我慢している人、”エモーショナル”を感じない人、 なのか?という疑問が出るが、そうではないのだ。 それは、今までの日本人宇宙飛行士を見ればわかると思う。 エモーショナルも持っているが、 それを包み込むだけの、”自己犠牲の精神”や”周囲への心配り”の出来る人たちなのだ。 だから、かれらは、エリートというのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.05 09:36:58
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