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カテゴリ:グットな人
良寛(りょうかん)さんが、ある家を訪れたときのエピソード。
その家の主人から相談されたそうです。 ”私は、地位や財産はもうこれ以上望んではおりません。 心に満たされないこともありません。 けれど、一つだけどうしても思い通りにならないことがあります。” 良寛さんが、 ”それは、なんですか” と尋ねます。 ご主人 ”100歳まで生きたいと思うのですが、それだけは思い通りになりません。” と寂しそうに答えたそうです。 すると良寛さん ”それはとても簡単なことですよ。” ”今、100年生きたと思えば、それは100年生きたことではありませんか” と、 にっこり微笑みながら答えたそうです。 良寛さんは、名書家としても知られた人です。 彼は、時の権力者からの書の依頼は、断ったそうです。 しかし、ちいさい子供達から凧に文字を書いてほしいと頼まれた時には 喜んで”天上大風”(てんじょうたいふう)の文字を書いたといわれております。 そして、現在もその凧は大事に保存されているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.15 09:26:45
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