カフェ感

職業　難民救済。

UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）のウガンダ事務所所長。

彼女は、以前、ミャンマーの軍事政権から逃れてきた人々を保護し

隣国のタイ政府と保護についての交渉をする。

しかしタイ政府は、ミャンマーからの避難民の受け入れを拒否。

高嶋は、避難民を再びミャンマーへ帰すことになってしまった。

それまで、気丈に振舞ってきた避難民のリーダーは言った。

”帰ったら殺される”

だが、高嶋は、彼らをミャンマーに帰した。

現実は、テレビドラマのようにやさしくはない。

彼女は、このとき一つの言葉と出会い、深く反省する。

緒方貞子さんの言った言葉。

”熱い心と冷たい頭をもて”

彼女は、もっと別なアプローチの仕方があったのでは、と反省します。

この出来事が転機となり、

彼女は成長し、その後、多くの困難な仕事を解決してゆくことになる。

彼女のバックの中には、あめ玉が入っている。

理由を聞くと、忙しくて何も食べられないときに、なめる、あめ玉らしい。

”難民だからといって人の価値が下がるものではない”

”人はつよい、希望は消えない”

NHKのプロフェッショナルのワンシーン。

難民キャンプで、泣いている赤ちゃんとお母さんがうつる。

お母さんは、赤ちゃんをあやしながら言う。

この子の名前は、”YUMIKO"といいます。

赤ちゃんのお母さんと、高嶋由美子さんの笑顔がそこにはあった。


高嶋さん、プロフェッショナルとは何ですか？と質問される。

彼女は答える。

”自分にいつも疑問を持てる人”