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カテゴリ:グットな人
法政大学の、坂本教授の書いた本のタイトル。
坂本教授は、北は北海道から、南は沖縄まで、いままで6000社の中小企業を訪問し 経営者と話をしてきた。 当然、優秀な成績を収めている会社をセグメントして取材したと思われる。 にもかかわらず、この”日本の。。。”に登場してくる会社は、たったの”5社”しかない。 この五つの会社は、とても小さい会社だ。 私もこの五つの会社の営業マンにお会いしたことがあるが、 実に気持ちのよい方だったと記憶している。 気負いみたいなものが、まるでないんですね。 坂本教授は言う。 じつに被害者意識を持った会社経営者が多い。 ”五つの言い訳”と言うものを6000社を訪問する間に気がついたそうだ。 1、景気や政策が悪い。 2、業種。業態が悪い。 3、規模が小さい。 4、ロケーションが悪い。 5、大企業、大型店が悪い。 さすがに、そうはいって、セグメントした業績の良い会社ということもあり、 従業員が悪い。と答える。経営者は少なかったようだ。 だけれど、五つの言い訳をする経営者は、 社員やその家族 下請企業や顧客の幸福に対する思いが、総じて弱いくて薄い。と感じたという。 こういう会社の経営者にお会いしたあとの帰り道は、 現場や、事務所で懸命にがんばる社員や下請け企業の社員などを思い浮かべると 正直、つらく、悲しくなってしまいます。と話している。 事実かもしれないが。。。 私も大学の先生と付き合いがあるので、弁明させていただければ、 彼らの目線は、とても厳しくて高い。 では、彼らがスーパーマンかと言うと、またそれも違うような気がします。 なぜなら有識者と呼ばれる彼らが、携わって行われた数々の第3セクター事業は、 大きな赤字を生み頓挫している現実があるからだ。 理想と現実を比例させる方法を模索している私にとって、 大学教授の厳しい目線を通ることができ、かつ48年間の長きに渡り、増収増益を 続けている、この会社は、とても勉強になった。とても。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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