|
カテゴリ:歴史
万世一系という言葉がある。
日本の君主である天皇の地位が、過去一度の例外もなく以下の3つの条件を 満たしてきたことを示す言葉である。 1、血統による世襲 2、男系のみによる皇位継承 3、皇統が分裂・対立することがない 神武天皇の時代(紀元前711年?)から、平成の現在まで。。。 日本の歴史には、数々のスーパーヒーローが現れた。 蘇我馬子、藤原道長、平清盛、源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などなど。 しかし、そのスーパーヒーローのだれもが、天皇を別格な存在と考えていた。 比叡山を焼き討ちし、過去をかえりみなかった織田信長ですら、 その地位を狙おうとはしなかった。 しかし、過去、日本において、たった一人だけ、その地位を狙った男がいた。 今から1000年以上前。。。平将門(たいらのまさかど)だ。 彼は、”新皇”を名乗った。 しかし、その後、朝敵とみなされ滅ぼされる。 朝敵とされていながら、徳川家康が江戸に幕府を開いた時には、 江戸の守り神として祭られた。 ”神田”という地名は、平将門の、”からだ”がなまったものだと言われている。 また、成田山新勝寺は、平将門があまりにも強かったため、 仏法の力を持って、調伏させるために建立された寺だともいわれている。 将門が亡くなり、1080年たった今でも、 将門の家来や、将門の生まれ故郷の子孫たちは、成田山へ参拝することはないらしい。 ようやく平将門の本を読み終えた。 正直、読む前より、彼のことが、より一層わからなくなった。 。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歴史] カテゴリの最新記事
|