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カテゴリ:グットな人
米国のアマゾンドットコムで、一番売れた本。 クリスティンの自伝の本。 彼女は、この本の原稿を出版社に持ち込むが、 相手にされなかった。(後にアマゾンで一番売れる本になるのに!) 断られること、39回。いよいよ自費出版しかない。と思った矢先、 40回目にして、彼女の出版が現実となる。 その本の出版に至るプロセスは、はからずも彼女がいままで、 歩いてきた来た人生と同じだった。 この本の副題が、”常識はずれの成功ルール。” そして、本のタイトルは、”マイクロソフトを飛び出して億万長者になった、私”。 彼女の発想はすごいというより。。。 むかしのマイクロソフト社は、男社会で、ほとんどが大卒者だったそうだ。 彼女は、女で、高校中退。 なのに、彼女はマイクロソフト社へ面接希望の電話をする。 女だとわかると、門前払いになる恐れがあったため、男として電話をする。 クリスティンではなく、クリスと名乗る。 当然履歴書も、男の欄に○をつけておくった。 そして、無事にマイクロソフト社、初の高校中退契約スタッフの地位を勝ち取る。 その後、マイクロソフト社が、税務署から指導を受け、 契約スタッフを、正社員化するか、 人材派遣会社に登録するかの選択を迫られる。 そして、人事部が契約スタッフ全員を集めて、選択の検討を指示した。 すると、クリスティンは、頭の中で、今回の件で、人材派遣会社へ入るお金を計算します。 彼女は、これは”おいしい”と思います。 彼女は、おもむろに手を上げて話し始めます。 ”実は、私は今まで話していませんでしたが、人材派遣会社を経営しております。 私の会社なら、マイクロソフト社の紹介する人材派遣会社より、5%も低い契約料で 皆さんと契約することが出来ます。”といった。 そして、その場で興味がありそうな人たちに、自分のメールアドレスを教えたのだった。 彼女は、この会議が終わると、すぐに空いているオフィスに駆け込み、 電話帳を引っ張り出し電話をした。 10分後、100ドルを払い、デラウエア州に自分の会社を登記した。 そして、そのあと、レンタルオフィスサービスに電話をして、 とりあえず事務所を確保したのだった。 段取りが、一通り終わったあと、彼女は思った。 ”もし、だれもこなかったらどうしよう...” クリスティンはいう。 ”人は悩みを消すためなら、お金を出す。” ”会社をつくってから、”悩みのタネ”をあわてて探すやり方。 これは、けっこう苦労する。 楽なのは、”悩みのタネ”が舞い込んできたときに、すかさず会社を作るやり方だ” もし、躊躇して、会社を作るタイミングが一日でも遅かったならば、 マイクロソフト社のスタッフとの契約は永遠に出来なかっただろう。 会議の行われた、次の日の朝。 クリスティンは眠い目をこすりながら、パソコンを立ち上げてメールを開いた。 そこには、35人からの、契約希望メールが届いていたのだった。 彼女のビジネスはその後、加速してゆく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.13 08:41:54
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