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2008.07.17
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カテゴリ:グットな人
中性子爆弾とは、建物を壊さずに、人間のみを殺すことの出来る爆弾のこと。

そんな最悪なあだ名で呼ばれた経営者がいた。

アメリカのGEという会社のトップであるジャック・ウェルチだ。

GEは発明王、エジソンの作った歴史と伝統のある会社。

しかし、巨大化しすぎて、霞ヶ関のようになってしまっていた。

つまり、一流企業なので、高学歴の人材が集まってはいたが、

生産性はきわめて低かった。

彼は、リストラをすすめ競争力のない分野はどんどん切り捨てていった。

聖域なき構造改革といったところだ。

そして、41万人以上いた従業員を30万人以下にまで減らした。

うちの町の全人口が約4万7千人くらいだから。。。

すさまじいリストラだった。

ジャックは会社を守り、人材を守らなかったことから、中性子爆弾と呼ばれた。

しかし、彼は傾いた会社の売り上げを5倍に伸ばし、利益を8倍にし、

そしてGEを、株式の時価総額世界一にまで押し上げた。

ジャックウエルチの言葉。

”経営者にとって人を切ることほどつらい決断はない。だが

 人を切るのを楽しむ”人間や、”人を切れない”人間は、

 会社を経営すべきではない”といっている。

そして、ジャックとは逆の経営手法を採った日本の横河電機の元社長、美川英二のことを

彼こそが経営の神様だと評価している。

美川英二の経営手法は、終身雇用を基本とし、企業の適正規模は今のコンピューター社会でも

2000人までが限度と説き、総務課までをも”分社化”するという徹底したものだった。


今、魚をとる漁師は、油が高くて海に行けないという。

そんな時に、ヤミ専従という言葉が同時に存在している。。。

少し前には、居酒屋タクシーというのもあった。

たぶん大勢の日本人の思っていることは同じだと思う。













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Last updated  2008.07.17 08:41:24
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