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カテゴリ:グットな人
中性子爆弾とは、建物を壊さずに、人間のみを殺すことの出来る爆弾のこと。
そんな最悪なあだ名で呼ばれた経営者がいた。 アメリカのGEという会社のトップであるジャック・ウェルチだ。 GEは発明王、エジソンの作った歴史と伝統のある会社。 しかし、巨大化しすぎて、霞ヶ関のようになってしまっていた。 つまり、一流企業なので、高学歴の人材が集まってはいたが、 生産性はきわめて低かった。 彼は、リストラをすすめ競争力のない分野はどんどん切り捨てていった。 聖域なき構造改革といったところだ。 そして、41万人以上いた従業員を30万人以下にまで減らした。 うちの町の全人口が約4万7千人くらいだから。。。 すさまじいリストラだった。 ジャックは会社を守り、人材を守らなかったことから、中性子爆弾と呼ばれた。 しかし、彼は傾いた会社の売り上げを5倍に伸ばし、利益を8倍にし、 そしてGEを、株式の時価総額世界一にまで押し上げた。 ジャックウエルチの言葉。 ”経営者にとって人を切ることほどつらい決断はない。だが 人を切るのを楽しむ”人間や、”人を切れない”人間は、 会社を経営すべきではない”といっている。 そして、ジャックとは逆の経営手法を採った日本の横河電機の元社長、美川英二のことを 彼こそが経営の神様だと評価している。 美川英二の経営手法は、終身雇用を基本とし、企業の適正規模は今のコンピューター社会でも 2000人までが限度と説き、総務課までをも”分社化”するという徹底したものだった。 今、魚をとる漁師は、油が高くて海に行けないという。 そんな時に、ヤミ専従という言葉が同時に存在している。。。 少し前には、居酒屋タクシーというのもあった。 たぶん大勢の日本人の思っていることは同じだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.17 08:41:24
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