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カテゴリ:グットな人
”インテル 入ってる ”でお馴染みの 世界企業インテル。 設立者の一人で、初代CEO。 アンドリュー・グローブ。 彼は、 ”よきマネージャーになるためには『酔歩』が必要。”だといっている。 酔歩とは、酔っぱらった人が木にぶつかりながら森の中を歩いてゆく様子。 ランダムウォークとも言う、数学用語である。じつは ”次に現れるものの確率”が不規則(ランダム)に決定される運動のこと。 一見すると、”不規則で落ち着きのない動き”をしているように見えても、 全体的に見ると「連続である」ことを指している。 マネジメントという森には、様々な罠が張り巡らされている。 まったく予期していないときに、まんまとはまってしまう。 その罠とは ”思い込み” 問題が起こるときは、 知らないことが原因じゃない。 知っていると思い込んでいることが原因なんだ。 グローブが最初にビジネスの世界で木にぶつかったのは。。。 フェアチャイルド・セミコンダクターという会社に在籍していた時、 主任に抜擢されて2日目のことだった。 ある優秀な社員が解雇されそうになっていた。 グローブは、その社員は直属の部下ではなかったのだが、 会社にとって絶対に必要な人材だと思った。 グローブは、上司に解雇は考え直してほしいと訴えます。 すると上司は言います。 ”じゃあ、お前がそれほど言うのだから、彼は残そう。君の部下にすることを認めよう。 ただし、 代わりに、今いる君の部下の一人を解雇しなければならないよ。 ” グローブは。。。 ボスと呼ばれる立場になって、 ”上司という立場の現実 ” を最初に痛感した瞬間だった。 昇進が決まった時は、 みんなはお祝いの言葉を言うばかりで こんな現実が待っていること、誰も教えてはくれなかった。 一人の部下を救うため、別な部下を犠牲にする。つらい決断。 上に立つ人間は、人の人生を左右すると言うことを、このとき始めて知りました。 グローブは言います。 いま、40年と言う、長い歳月が流れました。 そして、今も暗闇は立ちはだかり、行く手をはばむ木々は一向になくなりません。 しかし、 ありがたいことに、わたしのおでこは40年前よりも すこしだけ強くなっています。 かれは、ペンティアムプロセッサーの開発に成功し、 インテルを世界企業へと導いた男である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.28 22:25:55
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